47 research outputs found

    Supplemental Note and Corrigendum to my "Study on the Propagation of Seismic Waves. (The second Paper)"

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    上記論文第II章に於て筆者の求めた等方彈性體を傅はる彈性横波の解を妹澤教授の第1種の横波のみに當ると述べたが調べて見ると第2種の横波も含む一般解である事が解つた.尚筆者の解と妹澤教授の解との關係をも明にした

    Study on the Propagation of Seismic Waves. (The first paper)

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    Notes on the Theory of Vibration Analyser.

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    The spectrum of seismic waves has recently become a matter of increasing interest to seismologists and structural engineers. In view of the trouble of numerical harmonic analysis without instrumental means, other simpler means of approach to this problem have been frequently sought, among which must be mentioned the frequency curve of different periods examined by many investigators. Of late years, however, electric analog computers and other instruments for this purpose have been introduced and used conveniently. But so far as the writer is aware, the basic principles of these vibration analysers are not yet solved completely. He therefore presents some notes on this subject.最近振動の解析が理工学の各分野に於て盛んに行われるようになり,その為に簡便な共振系が利用されているが,その理論に就いては必ずしも明かにされて居ない点がある.次にその2~3に就いて述べる

    Study on the Propagation of Seismic Waves. (The second paper) Amplitude of Seismic Waves with the Structure of the Earth's Crust and Mechanisms of their Origin

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    地震發生の機巧を審かにして其の發電力の地方的並びに時代的活動の有様を明かにし地震を豫知するは地震國日本に於ける地震研究の最大目的であるが,地震の計測から始めて發震機巧を推定したのは大森博士である.博士は地震記象型の特異性に注意せられたのであつたが,志田博士は地震初動の「押し」,「引き」の地理的分布から裂罅地震及び陥落地震等の區別をせられたが,中村左衛門太耶博士は前者を断層(地辷)地震と解釋せられた.(此の型の地震の初動の「押し」「引き」分布は直交二平面によつて四つの部分に分けられる.此れをB型と呼んでおく.)其の後殆ど凡ての地震が此の型で解釋出来る様に考へられて来たが,棚橋嘉一氏は昭和六年六月二日の日本中部の深發地震が所謂断層地震説にて説明出来ず,志田博士の裂罅地震説に對する松山博士の型(即節圓錘によつて「押し」「引き」が分たれるもの.此れをA型と呼ぶ)でよく説明される事を見出された.石本博士は此れに特に興味を持れた幾多の地震が此のA型で説明出来る事から岩漿貫入説を出された.筆者は兼々地震動の大きさの定量的研究を企て居たので此處に此の問題を定量的に調査し發震機巧をも確めて見た.其の調査の一部を此處に報告する

    Study on the Propagation of Seismic Waves. (The second paper) Amplitude of Seismic Waves with the Structure of the Earth's Crust and Mechanisms of their Origin. (Continued.)

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    第IV章に於けると全く同様な方法を用ひて第V章に昭和4年6月2日伊勢灣口に起つた深發地震を定量的に調査した.此の地震に關しては始め鷲坂氏はB-型の地震であるとせられたに對し石本博士はP波初動「押し,引き」分布に關する限りA-型の機巧にて極めてよく説明出來る事を指摘されて.其の何れであるか問題視されて居たが本調査によりB-型機巧の方が簡單にP,S,兩波の初動方向,振幅等を説明出來る事が明になつた.然し乍ら石本博士によるA-型の機巧にてもP-波の説明には充分であり,S波初動も此の外に第2種のS-波を附加すれば説明出来ない事ではなく,前者との間の相違は僅である

    25. The Imaichi Earthquake of December 26th, 1949. General Description

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    昭和24年12月26日朝8h 16m及8h 25mに栃木縣上都賀郡今市町附近を中心とする小區城破壊的地震が起り,死者8,行方不明2,全潰住家299戸半潰住家618戸の被害を生じた.此の地震の震央附近の震度は極めて強かつたようであるが,振動週期極めて小なりし爲か石藏家屋の外は全潰(現建築費50%以上の損害)とは云へ倒潰と云ふやうなものは少かつた.從つて火事の發生を見なかったのは幸であつた.然し山崩,地辷りは極めて著しく,山地田畑の荒廢著しく,人命の損失の大部分もこれによるものであつた.余震の頻發した事,及び初動の圓錐型分布,及び所謂地震斷層と思はれる如きものの見へなかつた事も本地震の特徴と云ふべく,今市町全體に互る地震後井戸壁の變形から約6mの厚さの地層が東方に約6cm移動した事が判明したが,之は測地學上重要問題を指唆するものである.尚水準測量の結果は今市町近傍數粁の間だけ約30~40cmの隆起があつた由である.震後の火山活動との關係も興味ある問題であらう

    29.Theoretical and Experimental Study of Initial Motion of Seismographs and the Quantitative Study of First Impulsion of Earthquake. : Part I.-Initial Motion of Seismographs caused by Ground Motion of Shock Type, with Special Reference to a Simple Method

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    地震初動の定量的研究の國際的協力に関する日本學術研究會議地震分科會よりの萬國測地學地球物理學協會の國際會議への提案に關聯して,筆者は實際地震の際に屡々観測される衝撃性地動に對する各種地震計の運動を計算し,これと他の地動に對する場合と比較し,地震記象上に於ける初動の倍率B1mをt0/T0 (t0は動き始めから最初の零點までの時間, T0は地震計の週期)の函數と見る時はB1m(t0/T0)曲線はかなり種々の地動に對し實用上差支へない程度しか各の間で違がない事を知つた.然も坪井氏の計算した地動σ=2sinpt-sin2pt或は本論文に用ひたσ=3sinpt-sin 3ptに對するB1m(t0/T0)曲線は殆んど一致するものであるが今迄考へられて居る地動の形に對する倍率曲線B1m(t0/T0)のほぼ中庸の値を示す故,両者の中何れかを用ふれば現在必要とする程度に於て十分な程度に地震初動の大きさを知る事が出来る

    Notes on the Theory of Vibration Analyser

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