非線形科学的手法による降水量の２＋１次元ダウンスケーリング

application/pdfスケーリング理論に基づく，フラクタル理論，特にモノフラクタルではなくマルチフラクタルを適用することを想定していた．だが，結果的には，時間降水量（解析雨量データ）を使って行った解析結果より，重要なパラメータが，時間方向と空間方向で異なることが分かった．こうなると，一つのモデルで2＋1次元的にダウンスケーリングを行うことはできない．そこで，別の手法を検討することを考慮し，ある程度成功した．I tried multifractal model to precipitation data. Namely, we investigated 2+1 dimensional downscaling method, but we found that an important parameter is not consistent for time domain and space domain. And thus we developed a new type of model and secceeded.平成21~24年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書2156053