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    Participation in introductory APIB training at the Colorado NIDCAP Center-Report on the training and its applicability to future studies-

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    本研修の目的は,新生児・早産児行動評価(Assessment of Term and Preterm Infant Behavior:APIB 1))を研究に活用するため,その具体的な方法を学ぶことであった.今回,国際NIDCAP®連盟(Newborn Individualized Developmental Care and Assessment Program FederationInternational:NFI)が認定する公式のトレーニング施設,Colorado NIDCAPセンターにおいて,2013年9月7日~8日の2日間,APIBの導入研修に参加する機会を得た.NFIは米国マサチューセッツ州ボストンに本部を置き,北米,南米,ヨーロッパに20のトレーニング施設を認定し,包括的で質の高いトレーニングとコンサルテーションの機会を提供している.APIBは,正期産児を対象とする新生児行動評価(Neonatal Behavioral Assessment Scale:NBAS 2))を,早産児と発達上のリスクを持つ新生児に適合するように開発された評価法であり,新生児と観察者の相互作用を通して,中枢神経系の組織化の状態と受け入れられる刺激を評価し,発達の評価や発達支援の方策を考案するために用いられている.APIBを研究に活用する際は,評価者としての認定が必要であり,トレーニングは「準備の段階」「導入トレーニング」「自主トレーニングおよび指導者との調整(中間評価)」「信頼性の評価」の4段階からなる.今回参加した導入研修では,APIBの基盤となる理論と実際の評価法を学び,評価の進め方とスコア化の基準を理解するとともに,早産児の現在の状態と受け入れられる刺激を評価することの重要性を知ることができた.本稿では,研修内容および今後の研究への活用性について報告する
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