12 research outputs found

    Approach to Children with Learning Disabilities who Needs Social Skill Training : Through Individualized Training to Promote Recognizing Situations

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    本研究では、状況の理解が困難でソーシャルスキル・トレーニングを必要とする小学2年生のLDと診断された男児への対応について検証した。これまでのソーシャルスキル・トレーニングにおいて取り組まれてきた「認知・社会的学習モデル」と「対人間認知的問題解決モデル」を参照しながら、状況の理解を促し、適切な行動が図れるスキルを獲得させることを目的とした指導を試みた。一日の流れをパネルにして自己の行動の見通しを立てさせる課題や認知発達教材を利用してその場に合った会話(ことば)の認識を促す課題、そして、ロールプレインを通した状況の理解とその状況に合ったことばの選択を促す課題を実施した。結果として、指導を展開した教室内においては、対象児の行動に積極性、その状況でのことばの選択に改善が見られたが、多集団の中での社会的行動に十分な般化が見られなかった。ソーシャルスキルのアセスメントや「文脈論モデル」を考慮に入れた指導法の工夫が必要であることが課題として残された

    Teaching of Reading and Writing for Children With Learning Disabilities and LD Suspected : Through Practicing in a Resoruce Room of an Elementary School

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    学習障害が疑われる児童6名について、読字・書字指導を小学校通級指導教室で行った。言語性LDの場合、言語能力が低いため本児らの得意とする視覚教材を媒介として言語能力を育てていくことに主眼がおかれた。具体的には教科書の写本や挿し絵、フラッシュカード、絵カードなどを活用した。読む力については、逐次読みでは身に付かないので、文字を常に言葉や単語として意識させ、大意をつかむように指導した。10ヵ月間の指導の結果、指導開始当初と終了時点のITPAの結果は、言語学習年齢で2ヵ月から1歳8ヵ月の伸びが見られ、6名の平均では10.2ヵ月の進歩が認められた。この子達にとって個別指導の場としての通級による指導の有効性が確認された

    アメリカにおける医療的ケアの性質論論争の検討

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