個・チームが意欲的に思考し,技能を高めるサッカーの授業 : 「4対4」の攻防の中から,ゲームに使える技能の習得を目指して <第2部 教科研究>

本校では1982年より「生涯体育に視点をおいた授業実践」に取り組んできた。「体育の学び方を学ばせ,体育・スポーツの生活化」を目指し,「自ら学び,自ら考え」,自己を成長させていく「自己教育力」の育成をねらいとして実践してきた。今回の授業では,サッカーを通して,個やチームの課題を明らかにし,課題を解決するために意欲的に思考し,工夫する授業に取り組んだ。攻撃戦術(壁パス,オーバーラップ,スルーパス,スイッチプレー)を学習し,ゲームを楽しむために「練習(2対1)-試合(4対4)-課題練習-試合(4対4)-課題練習-試合(8対8)」というプログラムを組んだ。4対4,8対8のゲームの中で相手を意識したプレーを課題として思考し,工夫し,技能を高め,また,攻撃に対しての防御の仕方についてもグループで考え,課題をみつけ,工夫し,学ぶことができた。個・チームが課題解決のために,意欲をもって思考したり,メンバーの特長を把握したり,戦術を考えることができた授業になったと思う

課題を検証しながら「わかる」ことを深める走り幅跳びの授業研究 <第2部 教科研究>

走り幅跳びは,自己の記録の向上をねらって,記録に挑戦する楽しさと,他者と記録を競い合う楽しさを味わわせることのできる運動である。今回の授業では,走り幅跳びの主な技術について検証課題を作成した。生徒はその検証課題に対して仮説を立てて検証し,その結果をグループでまとめて全体に発表し,全員で考えながら授業を進めた。また,誰もが自分の記録の伸びを実感し,他者と競う楽しさを味わえるように,各自の記録の伸びを得点化してグループの合計点で争う,グループ対抗戦を行った。そうした授業を実施した結果,生徒たちは意欲的に取り組み,走り幅跳びの助走から着地までの技術についての理解も深めることができた。また,ほとんどの生徒がはじめの記録会よりも記録を向上させ,対抗戦II,対抗戦IIIで自己ベスト記録を出すことができた

A real-time PCR-based quantitative assay for 3-methylcytosine demethylase activity of ALKBH3

Human AlkB homolog 3 (ALKBH3), a homolog of the Escherichia coli protein AlkB, demethylates 1-methyladenine and 3-methylcytosine (3-meC) in single-stranded DNA and RNA by oxidative demethylation. Immunohistochemical analyses on clinical cancer specimens and knockdown experiments using RNA interference in vitro and in vivo indicate that ALKBH3 is a promising molecular target for the treatment of prostate, pancreatic, and non-small cell lung cancer. Therefore, an inhibitor for ALKBH3 demethylase is expected to be a first-in-class molecular-targeted drug for cancer treatment. Here, we report the development of a novel, quantitative real-time PCR-based assay for ALKBH3 demethylase activity against 3-meC by highly active recombinant ALKBH3 protein using a silkworm expression system. This assay enables us to screen for inhibitors of ALKBH3 demethylase, which may result in the development of a novel molecular-targeted drug for cancer therapy