22 research outputs found

    母性・小児・地域看護領域の合同授業の試み(第3報) : 授業内容の改善にむけて

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    教育活動Educational Activity本学の3年次生を村象に、異なる看護学領域の関連性の認識と知識の統合を図るため、母性・小児・地域看護領域の合同授業を平成13年度より試みている。今年度は前年度までに残された課題を踏まえ、授業内容のスリム化を図ると共に事例や質問紙などの媒体の工夫を行った。その結果、3領域における関連性の認識と知識の統合・定着において有効性が示唆された

    母性・小児・地域看護領域の合同授業の試み(第5報)

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    報告Report本学の3年次生を対象に、異なる看護学領域の関連性の認識と知識の統合を図るために、母性・小児・地域看護領域の合同授業を平成13年度より試みている。今年度は前年度までに残された課題を踏まえて、わかりやすい授業内容の工夫としてさらに、「授業内容のスリム化」を図り、特に3領域の情報が混乱しないように媒体を工夫するなどの改善をおこなった。その結果、3領域の関連性の認識と知識の統合・定着において有効性が示唆され、学生の『混乱・わかりにくさ』を防ぐのに効果があったと考えられる

    母性・小児・地域看護領域の合同授業の試み(第2報)

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    調査報告Report本学の3年次生を対象に、異なる看護学領域の関連性の認識と知識の統合を図るため、母性・小児・地域看護の合同授業を昨年度より試み、その有効性の示唆を得た。今年度は授業の方法をさらに工夫して実施した。その結果、授業前後で3領域の関連性の認識は有意に上昇した。しかし知識の統合については、平均得点は上昇したが統計的には有意差が見られなかった。この原因は授業内容の濃密さが考えられ、今後の検討を要した

    母性・小児・地域看護領域の合同授業の試み (第4報) : 授業内容を再構築して

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    報告Report本学の3年次生を対象に、異なる看護学領域の関連性の認識と知識の統合を図るために、母性・小児・地域看護領域の合同授業を平成13年度より試みている。過去3回にわたって行った授業では内容の変更・改善も重ね、その有用性が示されてきたが、内容の濃密さによって学生が混乱していることもわかった。今年度は前年度までに残された課題を踏まえ方法を大きく変更し、一日 (2コマ) ですべて行うのではなく、1コマずつ3回に分けて教授内容が少しずつ重なって進展するようにした。その結果、学生に授業前後で3領域における関連性の認識と知識の統合・定着において有効性が示唆された。しかし一方まだ授業の情報量が多い、進行が早いと感じている学生が少なからずおり、次年度への課題となった

    聖隷クリストファー大学看護学部における国際交流事業への取り組み:アメリカ看護研修に参加する学生の“activeness” をはぐくむ活動と課題

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    委員会等活動報告Special Articles 本稿では、本学看護学部が取り組む国際交流事業の一つ、アメリカ看護研修について、2015 年度に行われた研修運営の実際と参加者の反応を概説し、参加者の“activeness”をはぐくむ活動を振り返り、今後の研修運営に向けた課題について検討した。短期的な課題としては、チーム形成の促進、現地研修への適応の促進、気づきを学びに繋げる支援であり、2016 年度の研修運営に対策を盛り込んだ。長期的な課題としては、大学教育においてより魅力的で、参加者の“activeness”をはぐくむ効果があり、海外留学奨学金の受給を可能にするような研修へと、質の改善を図ることであり、そのための研修による効果をどのように評価するか、評価の時期や内容についての見直しの必要性が示唆された

    健康教育を軸とした母性・小児・地域看護領域の連携 : 150人体制での演習の試み

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    報告Report本学部の2年次生(157名)を対象に、健康教育を軸として、看護専門領域である母性・小児・地域看護領域の教員が共同して演習形式の授業を行った。この健康教育の演習に対して、学生の満足度に焦点をあて質問紙調査を行った。その結果、約8割の学生が、「とても満足」「満足」と回答し、3領域での共同演習の形式についても8割以上の学生が「非常によかった」「良かった」と回答していた。それらの理由としては、「学べた・勉強になった・充実感があった」・「実施した健康教育がうまくいった」・「健康教育について学びが深まった」等が挙げられた。不満足の理由としては、「健康教育の実施(発表)がうまくいかなかった」「時間不足・準備不足」などが挙げられた。全体的には、看護専門領域が連携しての演習形式の共同授業の有効性が示唆された

    小児看護における小児と家族のQOL に関する文献検討

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    資料Miscellaneous 目的:小児看護におけるQOL に着目して文献検討を行い、小児と家族へのQOL の支援に対する示唆および今後の研究課題を見出すことを目的とした。 方法:小児看護のQOL に関する文献を、「医学中央雑誌Web(ver. 5)」、「最新看護索引Web」、「CiNii」から検索した。検索式:(小児看護and 生活の質/QOL and 小児and 家族)により、原著論文・研究報告から文献を選んだ。 結果・考察:論文38 編を対象とした。研究方法は、文献38 編中で、「質的研究」19 編(50.0%)、「量的研究」13 編(34.2% )、「質的・量的研究」4編(10.5%)であった。文献検討は2編(5.3%)であった。研究対象の小児の疾患はさまざまで、幅広い疾患が対象とされていた。QOL 評価の文献は少なく、各疾患の小児と家族のQOL について評価の研究がまたれる。小児看護におけるQOL については、複雑な問題をもつ患児・重症心身障害児とその家族へのQOL の向上にむけて、看護の質の向上やニーズに合わせた取り組みの必要性が示唆された

    聖隷クリストファー大学看護学部における国際交流事業の歴史的経緯 : 交流協定校との協定締結から現在まで(2004 - 2017)

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    報告Reports 本稿では、本学看護学部による国際交流事業の歴史を振り返り、現在の課題について整理するために、これまで国際交流協定を結んだ大学・専門職養成機関との協定締結までの経緯と、その後の交流事業の実績と現状を検討した。看護学部は、2004 年に本学が中国の第三軍医大学との間で初めて交流協定を締結してから13 年間に、ナンヤン理工学院、サミュエルメリット大学、カトリック・サンジ大学の4校に協定校を増やし、総じて学生208 名と教職員101 名を研修・引率・研究交流の目的で派遣し、協定校からも学生171 名と教職員102 名を受け入れてきた。今後の看護学部の課題としては、1)感染対策としての予防接種の実施の必要性と、事故発生時の引率者の対応等の危機管理の問題、2)看護研修の単位認定や研修の受け入れ時期の問題等のカリキュラムの問題、3)受け入れの際の研修施設への謝礼やもてなしの経費の予算化等、組織上の問題が示唆される

    2017 年度臨地実習におけるルーブリックを用いた看護技術到達度の学生自己評価の報告

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    報告Reports 学生が卒業までに修得すべき看護技術について、技術内容の評価基準を明確化したルーブリックによる質的な評価表を作成した。学生がルーブリックによる自己評価を記録し教員と共有するICT システムを作成し、臨地実習にて学生の技術到達度の確認と指導に活用した。現状の教育内容の成果と課題を明確にするために、2017 年度秋セメスターから2018 年度春セメスターに行われた臨地実習期間に入力された自己評価データを集計し、学生の技術修得状況を確認した。結果からは、臨地実習や学内演習での繰り返しの実践によって高い到達度評価が得られている技術項目が存在する一方で、臨地実習での実践や経験の機会が限られる項目に関しては、評価のレベルが上がらない傾向がみられた。また臨地実習を進めながらの142 項目の技術評価は学生・教員とも負担が大きく、自己評価の更新頻度を向上させ学生の実態を客観的に把握するためには技術項目の精選による絞り込みが必要と考えられる

    Nursing Practicum Based on the Philosophy of Seirei Held at Seirei-related Welfare Facilities in the Spring Semester of the First Year at Seirei Christopher University

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    P(論文)聖隷看護基盤実習は、入学直後の1 年次生春セメスターに聖隷ゆかりの福祉施設などに赴き、看護を学ぶ上で基盤となる対人援助職としてのあり方を、建学の精神や聖隷の理念を礎に、学生自身の体験を振り返りながら学ぶ実習である。聖隷ゆかりの施設における臨地実習では、創設期からの歴史的な変遷や活動を知り、キリスト教精神を基盤とした建学の精神や聖隷の理念について考え、施設での出会いや語りから、対人援助職としてのあり方を、聖隷の理念と関連させて意味づけていく。  本報告では、聖隷クリストファー大学看護基礎教育における2022 年度の聖隷看護基盤実習の創設について、①聖隷看護基盤実習の構築(看護学部学位授与方針、カリキュラムポリシー)、②単位、セメスター履修者数、③科目概要、④実習目標、⑤実習展開、⑥学内委員会・授業との連携、⑦実習記録の構成をふまえ報告する。紀要委員会企画Special Articlesdepartmental bulletin pape
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