172 research outputs found

    The End of the Commons? A look at the Future of the Internet as a Creative Commons

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    本稿では、先ず、過去と現在におけるインターネットの公共性を考え、法的ならび技術的な側面からインターネットの自由な使用を規制しようとする最近の動きを見ていく。次に、最近の法的な事例をいくつか取り上げ、インターネットの使用に関する法的拘束力ならびその影響を考察する。インターネットの自由な使用に関して、法的な立場から疑問が投げかれられ、自らの利益を守ろうとする企業のみならず自分たちの政治情報を広めたいと思う政府機関までがインターネットの使用制限を考えるようになってきた。このような状況はインターネットの発展を妨げるものと思われるが、ネット上における緒規制がもたらす影響についても言及する。技術の発展によりインターネットにおけるこれまでの1対1のコミュニケーションの形態は複雑になり、本来あったネット上におけるコミュニケーションの自由が制限されるような状況が生まれてきたが、最後に大手教育機関と小規模語学学校を比較しながら、ネット上でコミュニケーションの自由が規制されることにより、どのような影響が英語教育の分野に出てくるかを論じる

    Avoiding Dewey\u27s Dilemma : Agentive Mind in Action

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    本論は、認知・精神発達に影響を与えるコンストラクティビスト学習論と数理認識論・シンボル処理論を比較する。現代の認識論からのコンストラクティビスト学習論と社会文化的学習および周辺性に関する人類学的研究を論じる。さらに、教室におけるコンストラクティビスト学習論と社会文化的学習論の有効性を検証する

    Towards a Visual Lexicon : The Creation of a Corpus Linguistic Database Using Digital Movie Data

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    コーパス言語学の歴史は長く、情報革命に伴って、次第に大きな展開をとげることになった。本論文では、先ず、コーパスの構築とその適用に関する諸問題を見て、次に、デジタル映像を取り込んだコーパスの作成を提案する。最近の技術の発展により、語彙のデータベースは比較的簡単に映像情報とリンクさせることができ、高度なコンコーダンスを作成することが可能となった。これにより、学習者は、調べたい語彙に関して、その細かいニュアンスや、実際に使われている場面等を知ることができ、語用言語学的間違いを防ぐことができるようになる。さらに、本論文では、そのようなコーパスの作成の難しさを著作権等の問題から論じ、最後に、実例を紹介する

    Constructing Vocabulary through Self : An Environmental Science Case Study

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    本稿では、ある特定のカリキュラムに焦点をあて、そのカリキュラムの教室内での成立過程と学習者による受容過程について分析を行った。一連の研究の初期段階の試みとして、本稿では主にディベートを中心とした環境コミュニケーションコースの授業を事例に、これらの過程が主体的に学ぶ学習者によって、複合的な学習領域へと変換できるという考察を行った。また、この研究手法を用いて、自らの教育実践を発展させるとともに、シラパスの再構築を試みた。今回の研究は教育学的観点からの分析にとどまらず、教育組織内の諸要因や教育組織を越えた諸要因についても分析の観点に含め、考察を行った

    The design, implementation and evaluation of a short-term course for Japanese tour guides, as part of the 2006 Saruku Haku Expo\u27 in Nagasaki

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    本稿では、長崎さるく博2006の一環として行われた日本語ツアーガイド養成のための短期研修の計画と実施について評価を行う。この研修は応用的言語理論と文化人類学の見地に基づいて計画された。計画段階では分野分析を通じて訓練の場を再現することが重要で、養成の段階では学生の学習経験を最大化することを目的として、教室内の中心者・従属者関係を概念化するために行動主義的教育理論が用いられた。これらの技巧の有効性は一連の主観的・客観的手段で分析され、結論としてこのカリキュラムの実効性が示されると共に、今後の開発を待つ分野も明らかになる

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    この研究は、特に学習者のテスト行為とその考え方に注目して、高等教育レベルの学生の経験的知識へ、オンライン評価素材が及ぼす影響について考察したものである。考察の結果、総合的評価においてはオンラインと筆記に測定可能な違いが見られないことを示唆する。実際には、オンラインでテストを受験する学生は、テストへの脅威感がより低いことが分かった。形成的評価を考慮すれば、講義の評価テスト前にオンラインで練習問題をしておけば、若干利点があると思われる。学生はテストのフォーマットだけでなく、事前に示されたテストの内容に慣れるのである。本稿は、オンラインテストを導入すれば、学生がその科目のテストの準備をするのに役立つことを提案し、また、安全なWebベースのテストは、学生の自信を高め、授業時間を増やすことを通じて、学部生の教育に一助となることを明らかにするものである

    Teaching Composition on the Internet

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    Appreciating the efficacy of formative and summative assessment in tertiary stage examination regimes

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    本稿は、形成的評価方法に基づく、学内・学外でのテストを比較することで、第3段階の教育機関における形式的評価の特徴を考察するものである。ある文脈における特定のテストの有効性を評価するために、その妥当性と信頼性について分析を試みた。本稿はテストの作成におけるその目的と背景の役割,被験者の成績の解釈の役割に焦点を置いたものである
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