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    『こども発達学科の学生による「発達障害および発達が気になる乳幼児」に対するインクルーシブ保育の社会コミュニケーション促進支援』平成31(2019)~令和3(2021)年度和洋女子大学教育振興支援助成報告

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     本稿は和洋女子大学教育振興支援助成プロジェクト『こども発達学科の学生による「発達障害および発達が気になる乳幼児」に対するインクルーシブ保育の社会コミュニケーション促進支援』の成果報告である。2019年度〜2021年度までの3年間で、こども発達学科の学生が主体的に取り組んだプロジェクトである。本プロジェクトでは、学生による「地域連携型インクルーシブ保育」の支援の開発を行うことにより、和洋女子大学独自のインクルーシブ保育を確立することを目的とした。3年間を通じた、インクルーシブ保育によるグループ「子どもグループ」「保護者グループ」の実施により、学生の責任感・子どもの理解が深まり、保護者にとっても、学生や子ども同士の触れ合い、他の保護者との交流などの場になった。また、「保育者グループ」向け動画に関する質問紙調査を実施したところ、発達障害や発達が気になる子どもに関して、手軽な方法で専門家から学ぶことができる貴重な機会になった。そのため、今回の取組は、専門性の高い学生の育成、子どもと保護者の居場所作り、保育者の学びにつながる可能性がある
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