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    「ディアコニーと近代における内国伝道の歴史」第6章

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    本稿はドイツのキリスト教社会福祉「ディアコニー」の歴史について論述された「ディアコニーと近代における内国伝道の歴史」全10章のなかの第6章、ビスマルク時代から近代の部分である。町はずれの農園の納屋に追いやられるようにして暮らしていた数人のてんかん病の子どもたちの面倒を見ることからはじまったボーデルシュヴインク牧師の事業は、ベーテルの町を福祉の町に変え、現在約2500人の利用者と約2500人の看護士、またその家族や関連のスーパーマーケットや郵便局、大学をもつ町全体が福祉の町となった「ベーテル」について述べられている。それがキリスト教社会党を率いた親友シュテツカーと共にドイツの国を福祉国家へ築いていく過程が力を込めて記述されている。「ベーテル」については2005年本学で講演をされた北海道「ベテルの家」施設ほか、病院、教会の名前で日本でもよく知られている
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