21 research outputs found

    当院の食道癌手術,周術期fast-track protocol の検討 ― 術後入院期間短縮に寄与する因子について―

    Get PDF
    "目 的:当院の食道癌手術および周術期の短期成績を後方視的に検討し,fast-track protocolのうち術後入院期間短縮に寄与する因子を検討した. 方 法:2006年6 月から2023年4 月まで89例の食道癌手術が施行され,うち初回で再建がなかった二期的手術8 例,早期死亡例1 例を除いた80例を対象とした.対象を前中後期の3 期に分け,手術および周術期短期成績の変遷を検討した. 結 果:後期でハイリスク患者が増加したが,術後入院日数中央値は前期28日,後期22.5日と有意に短縮,胸腔鏡手術が後期で全例に行われ,出血量は前期300mLから後期125mLと有意に減少した.当日抜管が前期24%から後期77%に増加し,術後入院期間21日以内に寄与する因子は多変量解析で当日抜管,硬膜外麻酔,腸瘻チューブなしであった. 結 語:当院の食道癌手術,周術期のfast-track protocol は入院日数短縮に有効であった."journal articl
    corecore