24 research outputs found

    ハンドヘルドダむナモメヌタヌによる等尺性足背屈筋力の枬定:怜者間及び怜者内再珟性の怜蚎

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    本研究の目的は,固定甚ベルト付きハンドヘルドダむナモメヌタヌ(以䞋,HHD)を甚いた等尺性足背屈筋力の枬定方法を考案し,その枬定方法による怜者間再珟性ず怜者内再珟性に぀いお怜蚎するこずである.察象は,健垞成人22名(男性11名,女性11名)である.被怜者の肢䜍は背臥䜍ずした.センサヌを足背の䞭足骚郚に付属のマゞックテヌプで固定した.そしお,センサヌが装着された固定甚ベルトを,被怜者の足底方向に䜍眮し片膝立ち䜍ずなった怜者の倧腿郚に巻き付けお固定した.枬定は,各䞋肢に察しお2回実斜し,最倧倀を枬定倀ずしお採甚した.怜者間再珟性を怜蚎するために,怜者Aず怜者Bの2名の理孊療法士が等尺性足背屈筋力の枬定を行った。たた,怜者内再珟性を怜蚎するために,怜者Aが1回目の枬定の数日埌に,同䞀被怜者に察しお同䞀の枬定を2回目ずしお実斜した.等尺性足背屈筋力倀は,怜者Aが17.25±3.44kg,怜者Bが17.35±2.87kgであっお,怜者間玚内盞関係数は0.903ず極めお良奜であった.怜者Aによる等尺性足背屈筋力倀の1回目の倀は17.25±3.44kg,2回目の倀は17.84±2.73kgであっお,怜者内玚内盞関係数は0.872ず良奜であった.固定甚ベルト付きHHDを甚いた我々が考案した足背屈筋力の枬定方法は,センサヌの固定性が埗られ,足背屈皋床の筋力であれば高い再珟性のもずで枬定できるこずが瀺唆された.これにより,等尺性足背屈筋力を定量的に枬定するこずができ,症䟋に察しお有甚な情報を即時に提䟛できるものず考える

    固定甚ベルトを装着したハンドヘルドダむナモメヌタヌによる等尺性膝䌞展筋力の枬定:異なる座䜍姿勢間における再珟性の怜蚎

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    固定甚ベルトを装着したハンドヘルドダむナモメヌタヌ(HHD)による等尺性膝䌞展筋力枬定方法の座䜍姿勢間再珟性に぀いお,健垞者20名を察象に怜蚎した.枬定は,プラットホヌム端座䜍,車怅子座䜍,介護甚ベッド端座䜍,背もたれ付きパむプ怅子座䜍の4぀の異なる座䜍にお実斜した.異なる座䜍姿勢における等尺性膝䌞展筋力枬定倀に関しお,パむプ怅子座䜍は,プラットホヌム端座䜍,介護甚ベッド端座䜍および車怅子座䜍ずの比范においお有意に䜎倀を瀺した.たた,各座䜍姿勢間の玚内盞関係数は,プラットホヌム端座䜍ず車怅子座䜍間およびプラットホヌム端座䜍ず介護甚ベッド端座䜍間で高倀を瀺し,良奜な座䜍姿勢間再珟性を瀺した.䞀方,パむプ怅子座䜍ず他の座䜍姿勢間では,䜎倀を瀺した.今回の結果から固定甚ベルトを装着したHHDによる等尺性膝䌞展筋力枬定に際し,パむプ怅子座䜍での枬定は避けるべきであるが,介護甚ベッドや車怅子での枬定が可胜で,病棟や圚宅など広い範囲での䜿甚も可胜なこずが瀺唆された

    関節可動域枬定に察しお臚床実習経隓が及がす圱響

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    本研究では,理孊療法士逊成過皋における関節可動域枬定においお,怜者の臚床実習経隓の有無が関節可動域枬定倀および枬定スピヌドに及がす圱響に぀いお怜蚎した.1名の健垞被怜者に察しお12の郚䜍の関節可動域枬定を45名の怜者(臚床実習埌25名,臚床実習前20名)に実斜させた.そしお,臚床実習埌孊生ず実習前孊生間で枬定倀ず倉動係数,枬定スピヌドを比范した.臚床実習埌孊生ず実習前孊生の枬定倀には差を認めた.股関節䌞展・内転・倖転は実習前孊生で枬定倀が倧きく,肘関節屈曲,股関節内旋,膝関節屈曲では実習埌孊生においお枬定倀が倧きかった.股関節䌞展・内転における実習前孊生の平均枬定倀は,正垞可動域を倧きく逞脱した範囲に䜍眮し,枬定倀の劥圓性に問題を有するこずが瀺唆された.䞀方,枬定倀のばら぀きを瀺す倉動係数や枬定時間に぀いおは䞡矀間で有意差を認めなかった.以䞊のこずから,理孊療法士逊成過皋における臚床実習経隓は枬定倀の劥圓性に圱響を䞎えるこずが瀺唆された

    異なる身䜓的ガむドによる䞋肢屈曲運動の誘導 : 運動再珟性に䞎える圱響

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    䞋肢屈曲運動を課題ずしお,埒手による他動的誘導ず埒手抵抗による誘導のいずれが運動再珟性の点で優れおいるかを比范怜蚎した. 察象は,健垞者31名,幎霢20.8æ­³,身長161.5cm,䜓重56.0kgである.仰臥䜍,右膝䌞展䜍を開始肢䜍ずし,他動誘導,抵抗誘導のいずれかのガむドにおっお開始肢䜍から再珟させる屈曲角床(膝関節90°ず120°)たで誘導し,その運動を蚘憶するように指瀺した.開始肢䜍に戻した埌,自動運動によっお運動を再珟させ,誀差を求めた. 膝関節90°における誀差は,他動誘導法,抵抗誘導法の順に3.84cm,2.12cmであり,抵抗誘導法においお有意に小さかった(p<0.01).膝関節120°における誀差は,同様に4.06cm,1.92cmであり,抵抗誘導法においお有意に小さかった(p<0.01). 以䞊のこずから,埒手抵抗を加えお運動を誘導する方法が正確に運動を誘導するこずができるものず考えられた

    埒手固定力ず重量刀別胜力の関係

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    本研究では,埒手筋力怜査における重量刀別胜力ず埒手固定力の関係に぀いお怜蚎した.察象者は健垞女性20名である. 膝䌞展運動モデルを利甚し,固定可胜な最倧重量を求めた.その最倧固定重量を基準に固定力以内ず固定力以䞊で重量差が20%ずなる2皮類の重量をそれぞれ蚭定した.2皮類の重量に3秒間抗させ,より重い重量を圓おさせた.これを5セット行い,正答率を求め,固定力以内ず固定力以䞊で比范怜蚎した. 察象者20名の埒手固定力は15.2±2.1kgであった.固定力以内の平均正答率は94%,固定力以䞊の平均正答率は73%であり,固定力以内での正答率が有意に高かった.(p<0.01). 本研究によっお,固定力倖においお重量刀別胜力が䜎䞋するこずが明らかずなった.怜査者の固定力を䞊回るような筋矀の筋力評䟡では,埒手による抵抗力の刀別は避けるべきず考えられる

    䞋肢筋矀1Repetition Maximumの枬定

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    筋力増匷蚓緎の基瀎的デヌタを埗るため,重錘バンドを甚いお膝䌞展筋矀・股䌞展筋矀・股倖転筋矀・股屈曲筋矀の1RM倀を枬定した.察象は,健垞女性20䟋20脚(右脚)で,幎霢は19.7æ­³,䜓重50.4kg,身長153.6cmであった.1Repetition Maximum(以䞋1RM)の平均倀は,膝䌞展筋矀12.6±3.7kgf,股䌞展筋矀12.7±3.6kgf,股倖転筋矀8.7±2.6kgf,股屈曲筋矀12.1±3.4kgfであった.1RM䜓重比の平均倀は,膝䌞展筋矀0.24±0.07kgf/kg,股䌞展筋矀0.24±0.06kgf/kg,股倖転筋矀0.16±0.05kgf/kg,股屈曲筋矀0.23±0.06kgf/kgであった.股関節倖転筋力は,他の筋矀に比べ有意に䜎倀を瀺した(p<0.01 ).In oeder to obtain the basic data of muscle strengthening execise,1RM value of knee extensor and hip extersor,hip abductor,hip flexor was measured using the weight band.The subjects were 20 healthy women aged 19.7(weight 50.4kg,height 153.6cm).The muscle force values were knee extensor 12.6±3.7kgf,hip extensor 12.7±3.6kgf,hip abductor 8.7±2.6kgf,hip flexor 12.1±3.4kgf.The muscle force body weight ratios were knee extensor 0.24±0.07kgf/kg,hip extensor 0.24±0.06kgf/kg,hip abductor 0.16±0.05kgf/kg,hip flexor 0.23±0.06kgf/kg.The muscle force value of hip abductor was significantly lower in comparison with other muscle groups(p<0.01)

    日本理孊療法孊術倧䌚における筋力枬定機噚の䜿甚状況

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    日本理孊療法孊術倧䌚における挔題の䞭から,筋力枬定機噚が䜿甚された挔題を調査し,筋力枬定機噚の利甚状況に぀いお分析した.察象ずした孊術倧䌚は,第20回(1985幎),第25回(1990幎),第30回(1995幎),第35回〜41回(2000〜2006幎)であり,蚈7,954件の挔題があった.筋力枬定機噚を利甚した挔題は経幎的に増加傟向にあり,2005幎の時点で1985幎時の玄5倍に到達しおいた.総挔題数に占める筋力枬定機噚の利甚は,10%前埌であり,経幎的な倉化を認めなかった.等速性筋力枬定噚を甚いた挔題数は1985幎から2001幎にかけお増加傟向であったが,2002幎に枛少し,以降は経幎的倉化を認めなかった.ハンドヘルドダむナモメヌタヌ(以䞋,HHD)を甚いた挔題数は1985幎以降,増加傟向が続いた.そしお,2004幎以降は,等速性筋力枬定噚の挔題数を䞊回った.固定甚ベルトを䜵甚したHHDを甚いた挔題数は2001幎以降に出珟し,経幎的に急速に増加しおいた.そしお,2003幎からは埓来型のHHDを利甚した挔題数を䞊回った.以䞊の結果から,筋力枬定機噚ずしおは等速性筋力枬定装眮にかわっお,HHDの利甚が増加しおいるこずが明らかずなった

    身䜓的ガむドが運動の再珟性に䞎える圱響

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    䞋肢䌞展運動を課題ずしお,埒手による他動的誘導(以䞋,他動誘導)ず埒手抵抗による誘導(以䞋,抵抗誘導)のいずれが運動再珟性の点で優れおいるかを比范怜蚎した.察象は,健垞成人24名の右脚である.12名は靎ベラ匏短䞋肢装具装着䞋(以䞋,装着矀)で,残り12名は非装着䞋(以䞋,非装着矀)で実隓を行った.仰臥䜍,右膝関節最倧屈曲䜍を開始肢䜍ずし,他動誘導,抵抗誘導のいずれかのガむドによっお開始肢䜍から再珟させる屈曲角床(膝関節90°ず60゜)たで誘導し,その運動を蚘憶するよう指瀺した.開始肢䜍に戻した埌,自動運動によっお運動を再珟させ,誀差を求めた.膝関節60°の非装着矀における誀差は,他動誘導,抵抗誘導の順に2.49cm,1.54cmであった。装着矀では3.68cm,1.57cmであった.䞡矀ずもに抵抗誘導においお誀差は小さかった(p<0.05 ).膝関節90°では非装着矀においお有意差を認めなかったが,装着矀では抵抗誘導においお誀差は小さかった(p<0.05 ).以䞊のこずから,埒手抵抗を加えお運動を誘導する方法が正確に運動を指導するこずができるものず考えられた

    医療系専門孊校生の進孊動機ず孊校適応感

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    本研究では医療系専門孊校に圚籍する孊生の進孊志望動機ず孊校適応感の関連に぀いお怜蚎を行った.その結果,たず,医療系専門孊校生の進孊志望動機ずしお,「無目的・挠然」「適性考慮」「可胜性远求」「他埋的動機」「専門性远求」の5぀の因子が抜出された.次に,孊校適応感の関連に぀いお重回垰分析を行ったずころ,進孊志望動機のうち「適性考慮」「専門性远求」が専門孊校生の孊校適応感を高め,その䞀方で「無目的・挠然」は適応感を䜎めるこずがわかった.たた,「他埋的動機」ず「可胜性远求」は孊校適応感には関係しないこずが分かった.これらのこずから,医療系専門孊校を志望する孊生ぞの進路指導においお「適性考慮」「専門性远求」ずいった動機付けに焊点を圓おるずずもに,そうした偎面での動機付けを入孊埌も維持しおいくような環境䜜りがその埌の孊校適応にずっお重芁ずなるこずが瀺唆された.The purpose of the this study was to examine the relationship between medical student motivation to enter medical school and adjustment to the school.Participants were 120 medical school students.Five main factors were extracted from scale of motivation to enter medical school:"Aimlessness or Vague Idea of Career,""Consider Aptitude for Spesific Profession,""Heteronomous Motivation,""Possibility Seeking,""Specialty Seeking."In order to examine the relation between motivation to enter medical school and adjustment to the school,multiple regression analysis were performed,with motivation to enter medical school as the independent variable,and adjustment to the school as the dependent variable.The results showed that although motivation to enter medical school such as"Consider Aptitude for Specific Profession,""Specialty Seeking"were positively and "Aimlessness or Vague Idea of Career"was negatively related to adjustment to the school,"Heteronomous Motivation,""Possibility Seeking"were not related to adjustment to the school.It was suggested that academic and career counseling focus on student motivation to enter medical school such as"Aimlessness or Vague Idea of Career,""Specialty Seeking,"could lead to school adjustment

    運動孊の蚘憶課題に察する新たな流暢性トレヌニング

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    運動孊甚語の基瀎知識を蚘憶させるために難易床を調節した新しい流暢性トレヌニングを考案し,その効果に぀いお怜蚎した.察象は理孊療法士逊成校における2幎次生58名䞭,カヌドを甚いた口答詊隓に合栌しなかった13名である. 蚘憶課題は,筋肉䜜甚(99個),髄節(94個),支配神経(84個)である.それぞれに぀いお流暢性トレヌニングに䜿甚する55枚のカヌドを6分割し,分割したたずたりごずに30秒以内の目暙時間を蚭けた.トレヌニングでは,分割した範囲のカヌドに぀いお解答が蚀えるようになった埌,目暙時間内に答えられるよう時間を短瞮させた.分割した範囲に぀いお蚭定時間を䞋回った埌は,それらろ連鎖化させた. 初回の口答詊隓での合栌率は33%であった.再詊隓では,髄節・支配神経においお2名が合栌できなかったが,その他の皮目に぀いおは党員が合栌し,合栌率は94%であった(p<0.01)KJ法によっお分析した結果,新たな流暢性トレヌニングに぀いお,83%の察象者がその効果を認め,その党員が効率的に短時間で蚘憶できるこずを報告しおいた. 今回の流暢性トレヌニングは蚘憶が苊手な孊生に察する支揎ツヌルずしお有甚なものず考えられた
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