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    LTE Network Enhancement for Vehicular Safety Communication

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    セルラV2XとDSRCを併用した車車間通信による狭域道路・交通情報の効率的な配信方に関する研究

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     近年,自動車の安全性能が高まってきており交通事故の件数は年々減少する傾向にあるものの,自動車による交通事故はまだまだ多い.運転手の不注意によって発生する交通事故は国内において平成29年には約58万件あり,死亡事故は3690件存在している.その問題解決の一端を握る技術は,ITS(Intelligent Transport System)である.ITSの中でも,近年の5G導入に付随して標準化が進み注目され始めているセルラV2X(LTE support for V2X services)による車車間通信では,車両同士が直接通信を行うサイドリンク方式と,基地局を経由して広範囲にブロードキャストする2方式が検討されている.全ての情報を車両同士が直接通信する方式で配信する場合,低遅延の配信が可能である反面,見通し外の車両への配信が困難となるため通信の信頼性が損なわれる.一方,見通し外の車両への情報配信を可能とする基地局経由のブロードキャストによる情報配信する場合では,基地局を経由することで大きな遅延が発生することが懸念される.このため,低遅延・高信頼の両立を目指すことが極めて重要である. 本論文では,まず基地局経由のブロードキャストとサイドリンクやDSRC(Dedicated Short Range Communication)を併用した方式を提案する(基本提案方式).また,配信エリア全域へ情報を拡散するセルラV2Xにおける基地局経由のブロードキャストが抱える帯域不足の問題を重複配信抑制と配布範囲制御の2点から解消する方式を提案する(拡張提案方式).さらに拡張提案方式をイベントが複数発生すると考えられる実環境に対応させた方式を提案する(実環境想定拡張方式).これらの提案方式の有効性を検証するため,シミュレーションにより情報の拡散率や配信の遅延時間を評価した.その結果,基本提案方式では基地局経由のブロードキャストとサイドリンクを用いる方式と比較して,遅延時間を最大75%削減し,パケット拡散率を最大3.6%向上させることを確認した.また拡張提案方式は基本提案方式と比較してイベント受信率を最大11%向上させることを確認した.さらに,実環境想定拡張方式では基本提案方式と比較してイベント受信率を最大77%向上させることがわかった.電気通信大学201

    An eMBMS based congestion control scheme in cellular-VANET heterogeneous networks

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