`To Autumn\u27 and Peterloo Massacre

Abstract

1819 年9 月19 日制作の「秋に寄せるうた」は、その制作時期がピータールーの虐殺事件と近接しているためその関係性が指摘されるが、同じ事件を背景に制作されたシェリーの『無秩序の仮面』に比較するとキーツの作品は民衆を鼓舞する力には欠けている。キーツには真の詩人は世の悲哀を自らのものとするとの理念があった。この理念は読者との一体感という形でこのオードの中にも表れている。同時に民衆の力に対する信頼感もキーツの中にはあった。彼は、北方を旅行した際に最下層の人々の暮らしを目の当たりにし、貧しくともたくましく生きる人々のしたたかさを見て取り、どんな状況にあっても決して屈することのない民衆の力への信頼感が彼の心に生まれた。この一体感と信頼感が「秋に寄せるうた」にピータールーの虐殺事件という悲惨な背景をも超越する静けさと穏やかさを与えている

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Kanto Gakuin University IR

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Last time updated on 19/11/2016

This paper was published in Kanto Gakuin University IR.

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