国際基督教大学日本語教育プログラム(以下、JLP)では、2018年に『タスクベースで学ぶ日本語 中級』シリーズの開発を始め、約5年をかけて完成させた。同教科書は、タスクベースの言語教育(Task-Based Language Teaching、TBLT)を基盤とし、タスクの遂行を通して大学等で必要な思考力を身につけると同時に、タスクを遂行するために必要な言語知識(文型・表現や漢字の言葉)も身につけ、日本語の運用力を養成することを目指している。開発にあたっては、CEFRに基づいた到達目標を確認し、各レベルのテーマと具体的なタスクを設定した。作業は段階を追って進められ、レベル
ごとの原稿完成後も繰り返し全体を通して調整作業を行い、試用を経て改善を重ねた。この開発プロセスを通じて、タスクベースの言語教育の在り方について理解を深めるとともに、JLPの課題や学習者のニーズについて改めて考えることができ、同じプログラムで教える教師としての成長につながった。departmental bulletin pape
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