A CASE OF DIABETIC KETOACIDOSIS WITH REFRACTORY HYPOKALEMIA
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- 横浜市立大学医学会
Abstract
糖尿病性ケトアシドーシス(diabetic ketoacidosis:以下DKA)に対するインスリン療法において,低カリウム血症は頻度の高い合併症である.DKAではtranscellular shift(細胞間移動)や浸透圧利尿によって電解質の分布異常が生じ,体内の総カリウム量が欠乏する.しかしケトアシドーシス下の生化学検査は必ずしも正確にカリウム値を反映しない.見かけ上は正常であっても体内のカリウムが不足している可能性があるため,インスリン療法開始前からの適切なカリウム補充が推奨されている.今回我々は,初発のDKA患者においてカリウム補充までに時間を要し,低カリウム血症が遷延した一例を経験した.DKAでは血清電解質の適切な評価と,初期輸液あるいはインスリン療法開
始前からの速やかな電解質の補正が必要である