聴覚特別支援学校教員における口形併用手話による話の日本語受容率の状況~聴者教員と聴覚障害学生の比較~

Abstract

聴覚特別支援学校や筑波技術大学では,口話と手話を併用する教員が多いが,脇中(2023a)は,聴覚障害学生に対して口話と手話を併用する話の動画を声がない無声条件と声がつく有声条件で示したところ,有声条件であっても日本語を正確に書けなかった例が相当数みられたことを報告した。 この動画をある聴覚特別支援学校(聴覚障害教育経験年数が5 年未満の者が84%)の聴者教員に無声条件で見せたところ,聴覚障害学生の平均を上回ったのは1名(3%)のみであった。聴覚障害教育の経験年数や世代との関連を調べたところ,経験年数が長いほど,また同じ経験年数では世代が若いほど,日本語受容率が高く現れた。また,各単語の日本語受容率は,慣用句「頭が切れる」と「口にする」以外の全ての単語において,聴覚障害学生を大きく下回った。これらの結果は,聴覚障害教育の経験が5 年程度では,声がない手話の読み取りは難しいことを示す。departmental bulletin pape

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Last time updated on 30/01/2025

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