本稿では、通史的な視点から、ベトナムにおける大学入学者選抜制度の改革の変遷とその原理について検討し、近年のベトナム大学入学者選抜制度における公正性の位置づけについて考察した。ベトナムでは、国家の体制や時代ごとの大学に期待される役割が、大きく大学入学者選抜制度のありようを規定している。検討を通じて、近年のベトナム大学入学者選抜のありようは公正性として分配面での公正と手続き面での公正の両者を重視するものであり、現行体制はとりわけオンライン上の「システム」を通じた大学入学者選抜を展開することで、高大接続率の最大化(「最大多数の大学進学」)を制度として保障するようになっていることが示された。departmental bulletin pape
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