算数・数学教育においても,問題解決の多様性を重んじ,価値を創出していくことは重要な視点である.本稿では,まず,広義の意味での多様性を捉え,算数・数学教育における多様性と価値に関する先行研究を考察した.その考察からは,問題の文脈を学習者自身の文脈に置き換える問題場面の設定,問題解決に困難な状況を取り上げる必要性が見え,そこには多様な解決と共に価値観が反映されていることが見えた.次に,それらに焦点を当てながら,測定活動が行われる三つの実践を分析した.そのことからは,学習者自身による「活動の幅を広げる文脈」と,個々の着目を大切にすることによって伴う共感といった「共主体となる学習環境」の重要性を確認した.departmental bulletin pape
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