東洋大学学術情報リポジトリ

執筆者一覧／編集委員一覧109◆執筆者一覧◆1 　小澤　浩明（オザワ・ヒロアキ／社会学科）2　木村　正人（キムラ・マサト／社会学科）3　山田　一成（ヤマダ・カズナリ／社会心理学科）4　松田　英子（マツダ・エイコ／社会心理学科）5　井沢　泰樹（イザワ・ヤスキ／国際社会学科）6　高井　昌吏（タカイ・マサシ／メディアコミュニケーション学科）7　中澤　高師（ナカザワ・タカシ／社会学科）　　西林　勝吾（ニシバヤシ・ショウゴ／大正大学地域創生学部）◆2025年度社会学部紀要編集委員会◆　委員長　栗山　和子（メディアコミュニケーション学科）　委　員　紀　　葉子（社会学科）

Japanese

執筆者一覧

陳, 凱杰

チン, カイジ

藻類生⾧阻害試験による浄化槽放流水および生活雑排水の水環境における生態影響評価

山下, 実若

YAMASHITA, Miwaka

Quantum Risk Measures: A Consideration From Quantum Theory

ISSN 1347‒4960東洋大学文学部紀要第 78 集2024 年度教育学科編 L

表紙

志村, 健一

14260

SHIMURA, Kenichi

【巻頭言】『福祉社会開発研究』第17号発行によせて【巻頭言】『福祉社会開発研究』第17号（第5期3号）発行によせて東洋大学福祉社会開発研究センター長志村 健 一福祉社会開発研究センター（以下、本センター）は、東洋大学重点研究推進プログラムに採択され、第 5期の研究活動を 3年間にわたって展開してきましたが、今年度で第 5期の活動に終止符を打つことになりました。まずは、これまでの研究活動にご支援、ご協力いただきましたことにお礼山し上げます。重点研究推進プログラム全体についての詳細は以下のサイトをご覧ください。h ttps://www.toyo.ac.jp/ con ten ts/ research/ tprp/ ウェブサイトにもありますように今期の研究テーマは「福祉杜会における新たな価値の創発と支援システムの構築(Emergence of New Values and Construction of Support Systems in Welfare Society)」でした。このテーマに基づき、実践研究を動かし、テクノロジーを活用し、現場での研究活動から得られた知見を哲学的、思想的な視座から検討するような実践と理論の往来を成し得たことは、今期の成果でした。そして、この成果は『福祉社会開発研究特別号』として、 8冊のブックレットとなり、研究を報告することになっておりますので、本紀要と合わせてご覧いただけますと幸いです。ところで、本センターは、これまで東洋大学重点研究推進プログラムと連動して研究を実施してきましたが、実は、科研費等、外部の研究助成を受けて研究を遂行していることもあり、本センターの位置づけについて確認する時期に差し掛かっております。すなわち、これからのセンターの位置づけ、本紀要の発行等について、転換期に直面しているのです。しかしながら、私たちは、東洋大学の研究センターとして、建学の精神を引き継ぎつつ、総合大学の強みを生かす最先端の知見と技術を用いて、現代的な課題に研究を通して向き合っていく所存でございます。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお頼い申し上げます。ー

【巻頭言】『福祉社会開発研究』第17号（第5期3号）発行によせて

森, 公章

MORI, Kimiyuki

A rudimentary study on the “Hyo (Kohori)” (county in the latter half of the 7th century)

角谷, 昌則

KAKUTANI, Masanori

異種・異相の『勅語玄義』

佐藤, 厚

SATO, Atsushi

井上円了と新聞：妖怪学の実践という観点から

TAKATORI, Yuki

鷹取, 勇希

English

Civilizational Contact, Civilizational Transfer, and Civilizational Adjustment —In consideration of Americanization and the Hawaiian Renaissance—

井上円了記念研究助成　研究所プロジェクト（2024年度）公共社会学・人類学的視点からの在日ムスリムの多文化共生研究研究代表者：子島進（東洋大学国際学部・教授）研究分担者：三沢伸生（東洋大学社会学部・教授）　高橋 典史（東洋大学社会学部・教授）　村上一基（東洋大学社会学部・准教授）　高橋圭（東洋大学社会学部・助教）　荻翔一（アジア文化研究所・客員研究員）　岡井宏文（アジア文化研究所・客員研究員）　佐藤麻理絵（アジア文化研究所・客員研究員）　本研究の目的は，在日ムスリムの社会的活動を通して，その多様性を明らかにすることである。2024年 6 月時点で在留外国人数は358万人で過去最高を更新した。このうち 2 割の70万人が東京都内で暮らしている（出入国在留管理庁ホームページ，令和 6 年 6 月末現在における在留外国人数について）。本プロジェクトの視点は，日本社会における現代的課題として今後さらに重要性を帯びることとなる。　具体的な方法論としては，彼らのコミュニティ形成に関わる活動（モスク，幼稚園・学校，墓地の維持運営）と地域貢献活動（被災地ボランティアやボランティアへの炊き出し）に本プロジェクトメンバーが部分的に参加しつつ，地域の人々の「巻き込み」を図るというものである。在日ムスリムから調査への理解を得つつ，また，ともに現代日本の課題解決に従事しながら，研究成果を発表していく。　最終年度となった2024年度の活動については，実施した時期に沿って次の 6 つを挙げることができる。1 ）国際シンポジウムMuslim Philanthropy in Japanの開催2 ）オンライン研究会3 ）イスラーム系インターナショナルスクールに関するワークショップ（第 4 回）4 ）白山キャンパスにおけるInternational Islamia School Otsuka運動会の開催5 ）韓国のモスク訪問　 1 ）の国際シンポジウムは 6 月 2 日，白山キャンパスのスカイホールにて開催した。アジア文化研究所とMuslim Philanthropy Initiative（インディアナ大学，アメリカ合衆国）の共催であり，MPI代表のシャリーク・シディキ氏も参加した。MPIはムスリムによるフィランソロピーを調査する研究所であり，Journal of Muslim Philanthropy & Civil Societyを刊行している（https://philanthropy.indianapolis.iu.edu/institutes/muslim-initiative/index.html）。本シンポジウムの詳細に関しては，文末のプログラムを参照されたい。　 2 ）のオンライン研究会は，7 月17日に行った。プロジェクトメンバー 2 名が下記の発表を行った。・高橋典史「公共宗教論からみる現代日本の移民と宗教」荻翔一「日本キリスト教界による在日コリアンの権利運動の取り組み―初期の組織的活動に注目─　　─225公共社会学・人類学的視点からの在日ムスリムの多文化共生研究して―」　 3 ）のワークショップは第 4 回を数えるに至った。本年度は， 9 月15日に以下の 6 校のイスラーム系インターナショナルスクールの関係者が白山キャンパスに参集し，学校運営に関わる問題を討論した（学校設立を検討している行徳モスク（ICOJ）の関係者もオブザーバーとして参加した）。・Sapporo International School（北海道札幌市）・International Islamia School Otsuka（東京都豊島区）・Tokyo IQRA International School（東京都葛飾区）・YUAI International Islamic School（東京都渋谷区）・British International School（神奈川県海老名市）・Fukuoka International Islamic School（福岡県糸島市）　講師として下記 2 名を招聘し，広く移民第二世代の教育の中でムスリムの課題を捉え直すことを基本方針として議論を交わした。・額賀美紗子（東京大学大学院教育学研究科教授）・プラニク・ヨゲンドラ（茨城県立土浦第一高校校長）　 4 ）International Islamia School Otsuka運動会は，10月19日に幼稚園の部，11月23日に小学校と中学校の部を開催した。幼稚園の部には園児・教員・保護者を含めて60名程度が集まったが，今回初めて学部生がリーダーとなって運営を行った。小中の部は人数が多いことから，午前を低学年，午後を高学年・中学生とする二部制で実施した。総計で250名近いムスリムが集まった。今後，中学生も増加していくこととなるため，さらに別日を設ける必要がある。　このイベントを毎年実施することで，東洋大学の教員・学生と大塚のムスリム・コミュニティとの関係が，きわめて近くなってきたことをここに記しておきたい。　 5 ） 2 月 1 ～ 4 日，韓国のキメ（金海）とテグ（大邱）のモスクを訪問する予定である（本稿は1 月に執筆）。11月16日に早稲田大学，17日に上智大学で，韓国のムスリム移民に関する研究会が開催された。その際に，韓国人研究者が上記 2 つの都市におけるムスリム・コミュニティの現状について報告を行った。たいへん興味深い内容であったことから，プロジェクトメンバーの岡井宏文と子島進が同地を訪問し，インタビューを行うこととした。日本との比較との観点から興味深い情報を収集できるであろうと考えている。Symposium：Muslim Philanthropy in JapanOrganized byAsian Cultures Research Institute（Toyo University）andMuslim Philanthropy Initiative（Indiana University）1 June（Saturday）1：00‒ 6：00 PM Excursion in Sugamo Togenuki Jizo Street, Taisho University, and OtsukaMosque.Meeting point：JR Sugamo Station at 12：45pm.（There is only one exit）.2 June（Sunday）　Venue：Sky Hall（16th Floor）, Building No.2, Hakusan Campus, Toyo University.8：30 AM Opening the venue─　　─226公共社会学・人類学的視点からの在日ムスリムの多文化共生研究9：00 ‒ 9：10 AM Welcome Speech by Nobuo Misawa（Toyo University）PART I9：15 ‒ 9：45 AM General Introduction on Muslims in Japan（History and Backgroundinformation）　Hirofumi Okai（Kyoto Sangyo University）9：50 ‒ 10：20 AM Disaster Relief of Noto Peninsula Quake by Mosques in Hokuriku Region　Hitomu Kotani（Tokyo Institute of Technology）10：25 ‒ 10：55 AM Mosque Activities during the Pandemic in Osaka and Ebina　Mari Tamura（Oshin Dream Co.,Ltd.）11：00 ‒ 11：15 AM Break11：20 ‒ 11：50 AM International Islamic Schools as Muslim Philanthropy（in near future）　Susumu Nejima（Toyo University）12：00 ‒ 1：00 PM Lunch and PrayerPART II1：00 ‒ 1：30 PM  Yamaoka Mitsutaro Becomes a Muslim：Time, Space, and Conversion inImperial Japan　Mikiya Koyagi（UT-Austin）1：35 ‒ 2：10 PM Taisho University’s Social Services（Buddhist philanthropy in Japan）　Presenter：Tomoaki Saito（Rinsho-ji Temple）2：15 ‒ 3：10 PM　Perception and Representation of“Islamic Culture”in Postwar and Post-9/11 ContemporaryJapan　Yoko Yamashita（Yokohama National University）　Beyond Embeddedness：Limits of New Economic Sociology to Explain Muslim Altruism inJapan　Naoto Higuchi & Mao Takahashi（Waseda University）3：15 ‒ 3：30 PM Tea Break3：35 ‒ 4：55 PM　Understanding Indonesian and Filipino Muslim Communities in Central Japan： AComparative Perspective　Anderson Villa（MSU-General Santos City）　Between Piety and Popularity：Muslim Experiences in Shizuoka, Japan　John Ostermiller（UN-Reno）　Moving towards Multicultural Japan?： Muslims Students’ Religious Freedom in JapanesePublic School Settings　Shino Yokotsuka（UMass-Boston）5：00 ‒ 5：30 PM Discussion and Concluding Remarks　Shariq Siddiqui（Muslim Philanthropy Initiative, Indiana University）　Move to Restaurant6：00 ‒ 7：30 PM Dinner─　　─227公共社会学・人類学的視点からの在日ムスリムの多文化共生研究 国際シンポジウム　会場風景第 4 回ワークショップ　会場風景国際シンポジウム　集合写真InternationalIslamiaSchoolOtsuka運動会開催風景─　　─228•—..- --"-—•~— い鼻嶋貴●9 ・;- ・.．．.．．・ •.....· •....... ．．．・.．、● 9、.“-1.--••-•一サ~“鴫• ••ー・・・ ・ 9 l '"「,____ _ •••-"っヽ -·“““會・訂ー「t.---—P 、 しロコ — 9●●心 ．． ． ， • 9 ..．-― ・ • 9 綸 ．—．r...cそー＂ ~＂--0皿',;.ロ• 9 99心ー ＾ "2-：：：：：：::::.----, .9 ~~ •し＂遭• • 9 貪• ”' ---V~…• V 、. :::こ＝こーしm•-..— ←―”ヽr, • --^- i, .._-— ““’“~9 ̂ ＇ -9 -Y論疇． ， 一• 9 にャ49 ... u.疇̀―9..．、=====— F .，．”-~”“-≫...”' ＂ . ．」― ”“”...‘“・酬、Co~―ー亡こ● • ↑_、・ _．ー・•. j 一--n n“'“P千ヤ噌 …•rE↓-L-•ー・ ・・―“ー—-• -一• .．. l ニエて二． てと＝＝ → ““”・ • 9 ,．・ -•・・・ー・ー·• 9 •一ー・星'” --- ...r・ 心--・ ~一~．． ． ．．し籍． ).~ ;：.::.=・’ぶ'--CQ•'” 

Public Sociology and Anthropology of Muslims in Japan

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