Chemical studies on Bulb-forming factors in onions

岩手大学博士（農学）原著論文 Wang, M., Nara, A., Endo, I. and Takada, N .(2024) Fructooligosaccharides as Bulb-forming Stimulants in Onion Croatica Chemica Acta 97 (2), 71-76doctoral thesi

陸前高田市立保育所の卒園文集復刻版の発行について

2012（平成24）年10月から、2013年（平成25）年4月にかけて、陸前高田市立保育所の中の、高田・小友・長部・今泉保育所の卒園文集を復刻し発行する作業を行った。高田保育所が15年分、小友保育所18年分、長部保育所18年分であり、合計51 年分の文集を復刻するのは困難な作業であった。今泉保育所は50年の歩みをまとめた『今泉保育所の歩み』が発行されていたため、その1冊を復刻した。その復刻版発行までの経過を「予算獲得」「原稿収集」「印刷」「配布」４項目に分け経過を記録しておくとともに、ソーシャルワークの観点から分析を加えて報告する。repor

Development of Teachers' Practical Skills to Promote Students' Social Participation in High Schools : Collaboration Among Teachers, School Organizations, and Local Communities in the Period for Inquiry-Based Cross-Disciplinary Study

本研究は，高等学校における「総合的な探究の時間」を通じ，生徒の社会参画を促進するため，教員の実践力向上を中心に，学校の組織的アプローチの促進，地域との関わりの強化を目的に行われた。調査の結果，総合的な探究の時間の担当教員や管理職が他の職種に比べ学校教育の役割に高い意識を持つ一方で，総合的な探究の時間に対する教員間の認識差や業務多忙化が課題として明らかになった。また，地域連携では教員の異動による継続性の欠如やトラブル回避の必要性が指摘された。これらの課題解決のため，教員研修や促進ツールの活用，地域リーダーを介した持続可能な連携の重要性が提案され，その結果として生徒の社会参画を促進する教員の実践力の向上につながり，生徒主体の学びと社会参画を実現する教育基盤の確立に貢献するものである。departmental bulletin pape

How Do Children Perceive Psychoeducation Focused on Understanding and Adaptation? Focusing on the Nature of Self-Blame and Blaming Others

本研究の目的は，納得と適応に焦点を当てた心理教育プログラムを提案し，受講した子どもたちが，これをどう受け止めたのかを，自責・他責の思考傾向や授業の理解度に照らして明らかにすることであった。 　中学１・２年生を対象とした心理教育授業を行い，授業前後に質問紙による回答を得た。自作した自責・他責尺度を用い，クラスター分析を行い群化した。「自責低・他責高群」「他責低群」「自責高群」の群ごとに認知的評価を測定し，「影響性」と「コントロールの可能性」の変化を検証した結果，思考傾向に配慮した働きかけが必要なことがわかった。群ごとに抽出された自由記述の検討から，自責の子どもたちの「解決」に向かおうとし過ぎる傾向や，他責の子どもたちの他者への関心や気遣いが明らかになった。また，授業の理解度得点と自作したストレス対処の見通し尺度を使用した検証において，授業の理解度が「ストレス対処の見通し」や「コントロールの可能性」の獲得に影響を与えることが分かった。 　自責・他責の思考傾向や授業の理解度への注目により，心理教育に対する受け止めの違いが明らかとなった。departmental bulletin pape

Preparation of methyl jasmonate library and its agricultural application

岩手大学博士（農学）原著論文 Xuhan Ou, Souta Sato, Tamami Okuse, Ryota Ishizuka, Kosuke Nishi, Shinta Yamamoto, Moe Kobayashi, and Noboru Takada (2023) Methyl ent-jasmonate: An antibolting agrochemical based on the study of the structure–activity relationship of methyl jasmonate. Results in chemistry, 5, 100937doctoral thesi

Development of a regional planning method for high-standard forest road networks based on a hierarchical planning process to reduce timber supply costs

岩手大学博士（農学）原著論文 1.渡部優・斎藤仁志・戸田堅一朗・白澤紘明・植木達人 林道台帳の集計による林道施設災害復旧事業費の実態解明 森林利用学会誌　37 (3), 155-160, 2022 2.Masaru Watanabe, Masashi Saito, Kenichiro Toda and Hiroaki Shirasawa Rain-Driven Failure Risk on Forest Roads around Catchment Landforms in Mountainous Areas of Japan Forests 14 (3), 537, 2023 3.渡部優・斎藤仁志・當山啓介 林業収益性と山地災害リスクを基準とした森林ゾーニングの広域適用 森林計画学会誌　58 (2), 83-91, 2024doctoral thesi

Understanding and Attitudes of Typically Developing Toddlers Towards a Toddler with Autism Spectrum Disorder in the Same Class

本研究は，科学研究費（基盤（C）22K02777）の助成を受けた。departmental bulletin pape

終末期における自己決定について : 自己所有論と物語論から

岩手大学修士（学術）要旨のみ公開master thesi

The Yasuzo Nojima Archive at Iwate University : A Summary of the Materials and the Process of their Identification

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A Proposal for an Integrated Curriculum for Elementary, Junior High, and High School Education

本稿は、岩手県岩手町からのカリキュラム改変に関する要望を受けて、総合的な学習（探究）の時間を中心とする町独自のカリキュラム「いわてまち学」を核に、町内の校種間をつなぐカリキュラムの具体例について岩手町内の小中高7校に対して提案・発信するものである。地域の要請に基づき、少子化が進む地域の課題解決に資する研究提案である。 　本稿は、一昨年度の岩手町の教育目的・目標（子どもに育む資質・能力）に重点化したグランドデザイン提示、昨年度の各テーマに応じたカリキュラムの具体的例示案の提起をさらに発展させ、「いわてまち学」を中心に全３つのテーマから、学校現場でも活用可能な具体例を念頭に置きつつ、カリキュラムの全体像がイメージしやすいようにカリキュラムデザインを新たに整理・検討し、提案するものである。 　現行の学習指導要領に対応しつつ、岩手町の地域の実態、岩手町がめざすまちづくりのビジョン、各学校と子ども達の実態を踏まえ、県内外の先行事例・先行実践や理論に学びながら、特に実現可能性を意識してカリキュラムの開発提案をおこなった。departmental bulletin pape