University of Teacher Education Fukuoka
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ジドウ ノ ガッコウ テキオウカン オ タカメル イネンレイ シュウダン カツドウ ノ ソウゾウ : ジドウ ガ ジハツテキ ジチテキ ニ キカク ウンエイ スル イインカイ カツドウ オ トオシテ
本研究は,異年齢集団活動(児童会における委員会活動)を自発的,自治的に行うことができるようにするための仕組みづくりをすることで,児童の学校適応感を向上させることを目指した。活動の仕組みづくりは,教師と児童の2つの側面から行った。まず,教師の側面では,児童に対する教師の適切な指導と評価の在り方を明らかにした。児童の側面では,自発的,自治的な活動を促進するために,児童の発意,発想を活かした創意工夫ある活動と常時活動を充実させていく仕組みづくりを行った。これらの結果,他者との関わりを通した活動の中で,児童がより充実感や達成感を味わうことができる様子が多く観察された。また,尺度等を用いた分析の結果,学校適応感に加え,社会性においても複数の項目で有意な高まりが認められた。articl
ジドウ ノ ガッコウ テキオウカン オ タカメル ジャクネン キョウイン ノ ガッキュウ ケイエイリョク ノ コウジョウ : ジドウ ノ ジハツテキ ジチテキ ナ カツドウ ノ ジュウジツ ニ ムケタ コンサルテーション オ トオシテ
本研究の目的は,若年教員に特別活動の学級活動(1) (以下,学活(1))における自発的,自治的な活動の充実に向けたコンサルテーションを通して,若年教員の学級経営力を向上させ,児童の学校適応感を高めることである。そのために行ったことが,① 3箇所に位置付けたコンサルテーション,②学級会セルフチェックシートの活用,③学級会デジタルコンテンツの活用,④進捗状況の報岩の設定,⑤相互評価の設定,⑥朝の会・帰りの会研修の実施である。また,コンサルテーションの効果をカークパトリックモデルを参考に分析を試みた。カークパトリックモデルとは,教育の効果を反応,学習,行動,結果の4段階で表すものである。3箇所にコンサルテーションを位置付けたことで,若年教員は,児童の自発的,自治的な活動が充実する指導を実践し学級経営力を向上させた。その結果,児童の学校適応感を高めることができた。articl
コウトウ ガッコウ ニ オケル ソシキテキ ナ ジュギョウリョク コウジョウ ノ トリクミ : パフォーマンス カダイ ト ヒョウカホウ ノ サクセイ カツヨウ オ トオシテ
本研究は「パフォーマンス課題と評価法の作成・活用」が一体となった授業改善に組織的・計画的に取り組むことを通して,高等学校における教師の授業力向上に資することを目的とした。そこで1年次は,研究者が所属する英語科から「パフォーマンス課題と評価法の作成・活用」が一体となった授業実践に取り組み,そこから得た様々な事例や知見を職員研修や研究通信を通して組織全体に共有を図った。2年次に,年2回実施している公開授業週間を活用して「パフォーマンス課題と評価法の作成・活用」が一体となった授業を全教師の共通実践として推進し,実際に活用した学習教材等の共有・共用化を図った。
その結果,各単元や単元のまとまりの中で生徒の知識・技能を活用•発揮する「学びの舞台」を実現する授業が日常化する等,全教師の授業改善に大きな変化が見られた。また,学習評価についてもその意義を理解し意図的・計画的に評価を行う教師の姿が恒常化した。articl
ジャクネン キョウイン ノ ジュギョウリョク コウジョウ ニ カンスル ケンキュウ : フクスウ タイセイ ニ ヨル ジュギョウ ジッセンガタ ト ジュギョウ カンサツガタ ノ カダイ カイケツ サイクル オ トオシテ
本研究は,複数体制による課題解決サイクルを位慨付け,授業実践と授業観察を繰り返すことを通して,若年教員の授業力の向上を図ることを目的とした。そのために,若年教員の課題解決のためのペアリングを学年内で行い,ペア教員とともに若年教員が自分自身の課題を見つめ,自分に合った目標設定をした上で,授業観察と授業実践を繰り返しながら,課題解決のための手立てや技術の理解を深め,授業力の向上を図ることができるかどうかを検証した。その結果,ペア教員と目標を共有することで,授業観察や授業実践の際の視点を明確にすることができた。また,授業実践と授業観察を繰り返すことで,若年教員の「振り返りの位置付け」や「発間」などの授業展開力を伸ばすことができ,若年教員の授業力向上につながった。articl
トクベツ シエン ガッキュウ オ ニナウ キョウシ ノ センモンセイ コウジョウ ニ ムケタ ジッセンテキ ケンキュウ : キャリア ステージ キソキ ノ キョウシ ニ ショウテン オ アテタ ジョウホウ リソース ガイド ノ テイアン
本研究は,特別支援学級を担うキャリアステージ基礎期の教師を対象に特別支援教育の専門性向上を目的とした。日々の実践での戸惑いや悩み,もっと知りたいことや知っておくべき特別支援教育の知識についで情報リソースの活用とともに基礎期の教師にOJTを実践した。情報リソースからの学びを教育活動に効果的に取り入れることで専門性向上を教師自身が感じ,充実した教育活動へと生かす実践を積み重ねてきた。OJT実践の中で基礎期の教師が学び続け,日々の実践の中でよりよい特別支援教育実践のために努力する姿が見られた。特別支援教育専門性尺度と授業実践に対する自己認識アンケートを用いて専門性の向上について検証した。その結果,対象となったのべ8名の教師全員において専門性が向上したことが明らかとなった。最後に本研究で活用した情報リソースをまとめ,情報リソースガイドとして特別支援学級を担う基礎期の教師のためのツールを提案した。articl
コウトウ ガッコウ エイゴ スピーキング テスト ニ カンスル ジッセン ケンキュウ : セイト キョウシ ニ トッテ ジツヨウセイ ノ アル テスト カイハツ オ メザシテ
高等学校の英語教育では, 4技能5領域の複数の領域を統合させた言語活動の更なる充実が求められている。特に「話すこと」に関しては,実践から評価に至るまで,各学校が創意工夫を凝らし取り組んでいる。本研究では「話すこと[やり取り]」,「話すこと[発表]」におけるスピーキングテストを作成・実施・評価し,生徒・教師にとって,どのようなスピーキングテストが望ましいものであるかを明らかにする。新課程の高校1年生を対象に2年間「話すこと」に特化した授業実践やスピーキングテストを計9回実施・検証した。テスト開発においては,特に実用性を重視し,生徒の「英語を使って何ができるようになるか」,教師の「テストの作成・実施・採点・結果の解釈が容易かどうか」に着目した。その結果,スピーキングテストはICTを活用した音声録音方式よりも,実際のコミュニケーションの場面に近い対面による口頭試間方式が,より有効であることが示唆された。articl
ツウジョウ ノ ガッキュウ ニ オケル トクベツ ナ キョウイクテキ シエン オ ヨウスル ジドウ エノ チーム ニヨル シエン ニ カンスル ケンキュウ : ケース カイギ ノ カツヨウ コウナイ シエン タイセイ ノ セイビ オ トオシテ
本研究では,通常の学級に在籍し,特別な教育的支援を要する児童に対するチームによる支援機能を充実させるための校内支援体制の在り方を究明することを目的とした。まず,行動問題を示す児童1名に対しケース会議を活用して実態把握と支援内容の検討や評価を行い,個別の援助チームによる支援を実践した。次に,特別な教育的支援が必要と考えられる児童の一覧を作成・活用し,コーディネーション委員会を中心とした支援の実践を行った。その結果,チームによる支援は,児童の向社会的な行動形成や学校への適応を促すだけでなく,チームによる支援に関わる教員の意識の変容や積極的な支援行動の促進に効果がある可能性が示された。また,個別の援助チームとコーディネーション委員会とが相互に作用し合い,連動して児童を支援するための仕組み作りが今後の課題として示された。articl
キョウショクイン ノ キョウドウ タイセイ オ コウチク スル ソシキ ウンエイ ニ カンスル ケンキュウ : ガッコウ ヒョウカ オ カツヨウシタ コウム ウンエイ ブカイ ノ マネジメント オ トオシテ
本研究の目的は, 「学校評価」を活用した常態的な評価の意識化が,学校組織の協働体制を構築するために有効であることを明らかにすることにある。教職員の協働体制を構築する方策として,中核組織としての「校務運営部会」に学校評価を位置付ける運営をした。部会運営においては,教職員の「参画意識」「協働力」「遂行力」を高めるために,学校評価活用POCAサイクルとして,年間を通して位置付けた。評価指標については, ICTを活用しだ情報共有の支援も併せて展開している。
上記のマネジメントを通して,各部会は学校評価指標達成に向けて,協働的に活動を展開した。研究の成果として,学校組織が「チームとして」協働体制を構築するためには,学校評価を活用することが有効であることを論じている。articl
Design of Instructional Materials that Enable Autonomous Leaming for Students in a Mathematics Department : Creation of a mechanism for receiving self-assessment feedback
数学的な見方・考え方を働かせるために,知識・技能等の習得が求められている。本稿では,その基本的な知識・技能を用いて解く間題について,なぜその間題を解くことが難しいのか,その要因について考察し,そしてその要因を解決することで,生徒が自力で問題を解くことができるようになることを目指した。そのための教材として,生徒が自分の分からないことをチェックする「自己評価表」,生徒が自らの力で問題を解くことができるようにするための「ヒントカードJを作成した。articl
トクベツ ナ シエン オ ヒツヨウ ト スル ジドウ ニ タイスル コ ニ オウジタ シドウ ノ ジュウジツ : コベツ ノ シドウ ケイカク ノ ホジョ シート (MIZ シート) オ カツヨウ シタ コウナイ シエンタイセイ ノ クフウカイゼン
本研究は在籍校独自の補助シート(以下, MIZシート)の活用を通して,特別な支援を必要とする児童に対し,個に応じた指導充実の方途を究明することを目的とした。研究Iでは抽出学級において, MIZシートによる課題とその要因の把握,支援の試行を行った。その結果, MIZシートによる個に応じた指導のエ夫は,当該児童の課題の改善に効果が見られた。そこで研究11では対象を全学年とし,学年組織による報告・協議(学年会)を定期的に実施した。学年会では, MIZシートによる実態把握や,課題とその要因の推測を行い,課題の改善に向けた支援の検討を行った。このことを通して,特別な支援を必要とする児童に対する個別の指導計画を基にした取組を,職員と協働し,効果的かつ効率的に進めていくことができるようになった。articl