日時：2020年9月11日（金）13時30分-16時30分場所：Zoomによるオンライン開催（筑波大学）主催：筑波大学附属図書館研究開発室共催：筑波大学人文社会国際比較研究機構(ICR

Norihiko UDA

宇陀 則彦

Tsukuba Repository

開催趣旨説明 : CMSを利用したデジタルアーカイブ
の構築
著者 宇陀 則彦
内容記述 日時：2020年9月11日（金）13時30分-16時30分
場所：Zoomによるオンライン開催（筑波大学）
主催：筑波大学附属図書館研究開発室
共催：筑波大学人文社会国際比較研究機構(ICR)
発行年 2020-09
URL http://hdl.handle.net/2241/00161417
オンラインワークショップ
CMSを利用した
デジタルアーカイブの構築
2020/9/11
筑波大学図書館情報メディア系
附属図書館研究開発室
宇陀則彦
デジタル世界の変化
•コンテンツ構築の時代（1995～2005…）
• 個々の機関がデジタル化を進めた時代
• Digital Library Initiative(DLI)
• American Memory
• 近代デジタルライブラリー
•コンテンツ共有の時代（2003～2010…）
• 機関をまたがって横断検索システムを構築した時代
• nihuINTにいたる資源共有化プロジェクト
•コンテンツ集約の時代（2008～現在）
• Europeana、DPLA、ジャパンサーチなど巨大ポータル
• APIによる相互利用技術の発展
トリプルアイエフ(IIIF)
• IIIF: International Image Interoperability Framework
• 2011 年から2016 年にかけてヨーロッパの大学図
書館や大学図書館が共同で開発した，画像を公
開し共有するための共通規格である。
• IIIF は画像表示の際の属性指定，画像ファイル群
の構造記述を共通化し，ビューワーが一つあれ
ば，世界中のデジタルアーカイブの画像を自由
に取り込み，比較し，アノテーションを付与し，
公開することが可能になる。
鈴木親彦らによる研究
ちかひこ
IIIFの可能性：新しい図書館サービス
•研究者個人が自らのIIIFビューワーに自由に画像を取
り込めるのであれば、これを図書館が行い、コレク
ション形成してよいのではないか。
•図書館が巨大なIIIF 画像空間から利用者のためにコ
レクション形成を行うサービス
• 「ユビキタスコレクション」と名付ける。
•そして、利用者のIIIF コレクションと比較し、足り
ない画像を自動的に補うサービス
• 相互援用型コレクションサービス：
Mutual Invoked Collection Service   MICS（ミックス）
注：invoke: 起動する<コンピュータ用語>、神様に祈る、呪文で呼び出す
基盤層
（世界知）
利用層
（個人知）
基盤層
（世界知）
利用層
（個人知）
共有層
（共同知）
基盤層
（世界知）
利用層
（個人知）
共有層
（共同知）
多
層
化
資
源
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
ユビキタスコレクション
MICS（相互援用型コレクションサービス）
多層化資源マネジメント
文献
今日の話は、以下の文献を元にしています。
宇陀則彦. デジタル世界にいまなにが起きているのか. 
未来の図書館研究所調査研究レポート２０１９,
2020.3, vol.3, p.47-56.
• http://www.miraitosyokan.jp/future_lib/annual_report/
report_vol3.pdf


開催趣旨説明 : CMSを利用したデジタルアーカイブの構築

https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=56013&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1

開催趣旨説明 : CMSを利用したデジタルアーカイブの構築

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