Percutaneous transhepatic gallbladder(PTGB)ランデブー法によ り肝内胆管拡張を伴わない悪性胆管狭窄に対して経乳頭的ステント留 置が可能となった2例

Abstract

症例1は67歳男性。膵頭部癌十二指腸浸潤に伴う十二指腸粘膜浮腫を認めた。症例2は69歳男性。多発性骨髄腫リンパ節転移・乳頭部腫瘍浸潤を認めた。共に主乳頭の同定が困難で内視鏡的ドレナージが行えず、肝内胆管拡張も無いためPTGBDチューブから十二指腸内に挿入したガイドワイヤーをルートとして胆管へアクセスし(ランデブー法)内瘻化した。主乳頭・肝内胆管からの胆道アクセスが困難な症例においてPTGBランデブー法は有用である

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