Oguma Makoto

Tokuno Toshimi

Tomizawa Tatsuzo

Watanabe Miki

富澤 達三

小熊 誠

得能 壽美

渡辺 美季

渡辺, 美季

Watanabe, Miki

得能, 壽美

Tokuno, Toshimi

小熊, 誠

Oguma, Makoto

富澤, 達三

Tomizawa, Tatsuzo

KANAGAWA University Repository

寺社と名所Ⅵ（第 84景）正八幡宮より86 Ⅵ　寺社と名所　新田宮は、宮内村神亀山（現、薩摩川内市宮内町亀山）にあり、新田八幡宮の別称を持つ。開ひら聞きき宮（現、枚聞神社）とともに薩摩国一宮を称する。現存の社殿は 1601（慶長 6）年に再建されたものを 1850（嘉永 3）年に改築したものである。仁王門は川せん内だい川の北岸にあり、19 世紀前半にこの地を訪れた大坂の商人高木善助によれば「白木作り・檜皮屋根」であったという（『薩陽往返記事』）。一の鳥居から数町で二の鳥居に至る。その間は八丁馬場と呼ばれる参道で、左右に社家の屋敷が並ぶ。忍し穂お井い川にかかる石橋（降来橋）の歴史は古く、1290（正応 3）年にこの橋で舞楽が催されたとの記録があるという。その左右にかかる二つの橋は木造に見えるが、本図作成から 10-20 年後にこの地を訪れた高木は「石1　新田宮1 	 千木2 	 階段3 	 杉4 	 楠5 	 参拝客6 	 集落7 	 八丁馬場8 	 草葺き9 	 一の鳥居10	 垣根11	 立て札12	 石灯籠13	 門かど守もり14	 石垣15	 柵16	 井戸？17	 手水18	 橋19	 石橋（降来橋）20	 忍穂井川（江川）21	 末社？22	 門23	 松24	 二の鳥居a 	 新田宮b 	 二王門c 	 社家坊舎d 	 御番所e 	 彼岸所f 	 四所宮g 	 阿弥陀h 	 本社i 	 荒神j 	 二十四社k 	 武内宮l 	 鐘樓（第 65景）新田宮12 3345defgg hhijkl87Ⅵ―1　　　　﻿橋」であったと記している。降来橋を渡ると石段があり、数 10 段登ると旧宮の遺跡である平地に着く。さらに石段を登ると本祠に着く。高木は「（石段の）左右みな樹木しげりて、其中に大木の楠木所々にあり」と記す。高木によれば、拝殿・回廊は全て板葺き、拝殿は彩色牡丹の彫り物、本社は赤柱、階きざはしは黒塗り、その左右に雲龍の彫られた柱、欄干は雲に天人、扉とその左右はそれぞれ雲龍と岩に獅子の彫り物であり、「当社のほりものは皆唐ぼりと見へて、古雅なるさま誠にめづらし」と評している。高木は回廊内で、1773（安永 2）年に薩摩に使者として赴いた琉球の摂せっ政せい読よ み た ん谷山王子 朝ちょう恒こうの扁額を見ているが、これは現在も正殿内部に掛けられている。 （渡辺美季）3567891011121212131314151516171818192021222324abc88 Ⅵ　寺社と名所2　正八幡宮1 	 本殿2 	 松3 	 蘇鉄4 	 石灯籠5 	 勅使殿6 	 階段7 	 層塔8 	 杉9 	 参拝客10	 橋11	 門前市12	 蓮池13	 鳥居14	 鐘楼15	 参道16	 川17	 門18	 荷付馬19	 柵（馬繫ぎ）20	 女性21	 笠22	 杖23	 露天商24	 露天商（仮店舗）25	 竹屋？26	 乗り馬a 	 正八幡宮b 	 石體宮c 	 彌勒院d 	 辨財天e 	 二王門f 	 十躰堂g 	 彌勒堂h 	 下御供所i 	 若宮j 	 随神k 	 阿彌陀l 	 天社m 	 鐘楼n 	 検非違使所o 	 武内宮p 	 早風宮q 	 四所宮r 	 本社s 	 宝蔵t 	 御供所u 	 勤行所（第 84景）正八幡宮1223456678891011161819202122hijklmnopqrstu89Ⅵ―2　　　　　﻿　正しょう八はち幡まん宮ぐう。現・霧島市隼人町にある鹿児島神宮。延喜式内社。大隅国一宮で、大隅正八幡宮とも。「大隅正八幡宮境内」と社家（桑幡氏）館跡は国指定史跡。本殿・拝殿・勅使殿は県指定文化財。境内にある石灯籠は琴こと柱じ灯籠という形式で、1756（宝暦 6）年に寄進された。宝殿改築の銘文が刻まれていることから「正宮造替の石灯籠」と呼ばれる（県指定文化財）。境内には松の大木や蘇鉄が見え、杉木に囲まれた階段を下り、橋を渡ると門前に至る。市が開かれ、茣蓙に商品が並べらており、色彩豊かに見えるが、何であるかはわからない。青い竹のようなものを立てかけているようなものがあり、竹のようなものを運ぶ者がいる。仮設の小屋もあり、左の小屋の周りの柵は馬を繫ぐものか。人を乗せた馬は首を立て、荷物を運ぶ馬は首を下げて描かれる。門前市の後方に見える蓮池は白鷺池と呼ばれ、弥勒堂とともに右手の弥勒院（正八幡宮の別当寺）の境内にあったが、明治初年の廃仏毀釈によって全て廃された。その跡地は現在、霧島市立宮内小学校となっている。宮みや内うちとは、正八幡宮とその参道周辺を囲む寺院群・社家群によって構成される地区の名称である。発掘調査により中世の国内陶器や中国産陶磁器・タイ産陶器が発見されており、異文化交流の拠点として繁栄した中世都市の様子がうかがえる［重久 2010］。 （得能壽美）2688101213131415171718182122232324 2526abcdefg90 Ⅵ　寺社と名所　鹿児島県の西北部、東シナ海に面して久く多た島じま神社（現、日置市吹上町永吉）がある。現在の海岸から数百メートル離れた小高い丘の上に建てられ、そこから 10 キロメートルほど西の沖合いに、久多島という小島がある。久多島神社から西南方面を眺めると、東シナ海に久多島が見え、さらにその先に薩摩半島南西端の野の間ま岳だけが望める。その山頂にある野間権現宮（現、野間神社）には中国の航海神媽ま祖そも祀られていた。　久多島は無人島で、久多島神社はその遥拝所であり、永吉村の鎮守であった。祭神は天智天皇の皇女で、「昔、天智天皇の皇后が開かい聞もん岳の麓に下向した際、当地の海上で姫宮を出産し（海に）捨てたところ、たちまち大岩島が湧き出でた。その名を久多島といい、（神社は）皇女の霊を崇拝するものである」という俗説があるという（『薩藩名勝志』巻 5・『三国名勝図会』巻 8）。神社は大小の舟数十艘を蔵し、9月 9 日の正祭の前に農民がこの舟で久多島に行き、祭祀の礼を行った（『三国名勝図会』巻8）。神社へは、鳥居をくぐって石段で登るようになっており、周囲は松の木で覆われている。左側には永なが吉よし川がわが流れ、その川に沿った参道には杖をつく武士や釣竿のような棒を担ぐ農民が描かれている。 （小熊誠）3　久多島神社1 	 帆船2 	 小舟3 	 草葺屋根4 	 永吉川5 	 参道6 	 久多島神社7 	 松林8 	 田9 	 畦道10	 五重塔11	 階段12	 鳥居	 棒を担ぐ14	 農民15	 杖16	 武士a 	 久多島神社b 	 久多島c 	 野間嶽d 	 本社13（第 21景）久多島神社1234 5678 9cd91Ⅵ―3　　　　　　﻿1101112141516ab1392 Ⅵ　寺社と名所　心しん岳がく寺じを中心に、遠景の視点から海岸線や岩の様子、高所に広がる名馬の産地として知られた吉野牧を描く。心岳寺は、かつて薩摩国鹿児島郡の吉野村字平松（現、鹿児島市吉野町）の曹洞宗寺院で、滝水山と号した。豊臣秀吉の九州征伐の際に徹底抗戦を主張して兄の島津義久に追われ、この地で家臣27 名と自害した島津歳久の七回忌の際に建てられた。心岳寺の背後に広がる吉野台地からは急流の小川（竜ケ水）が流れていた。　歳久の命日である 7 月 18 日には「心岳寺まいり」として、周囲から船や徒歩で鉦や太鼓・三味線などの鳴り物入りで大勢が参詣して賑わった。この年中行事は、明治初年の廃仏毀釈で心岳寺が廃絶し、歳久を祭神とした平松神社となった後も続き、第二次大戦前まで行われていた。門前には立派な一対の仁王像が描かれるが、現在平松神社前には仁王様の石像が一体のみ残っている。心岳寺前の日向道（現、国道 10 号）は海岸線を回り込んで続き、山を越える九十九折の狭い道も描かれている。　山の中腹から頂上にかけては吉野牧が見え、野馬の放牧が行われている。台地上に広がる吉野牧は、周囲約 7 里（約 28 キロメートル）、川上氏が拓き慶長年間（1596-1615）に島津家久に献上された。1851（嘉永 4）年には馬数 447 頭であった。吉野4　心岳寺と馬牧1 	 吉野牧2 	 野馬3 	 白馬4 	 浜5 	 帆船6 	 竜ケ水7 	 仁王像8 	 石灯籠9 	 橋10	 参道11	 山門12	 山道13	 日向筋	 馬が群れる15	 杉16	 松a 	 馬牧b 	 心岳寺14（第 62景）馬牧1 2 35121316b61293Ⅵ―4　　　　　　　﻿牧にはアラビアや百済馬も導入されて良馬が育成され、毎年 4 月には調教しやすい 2 歳馬を捕らえる「馬追」が行われた。これは周囲の村々から人が出て、法螺貝を吹き鬨の声をあげながら、地面を数尺掘り下げ、残土を土手状に盛った苙（オロ）と呼ばれる捕獲場所へ、馬を追い込む行事であった。　江戸の講談師伊東陵舎（凌舎）による鹿児島見聞記『鹿児島ぶり』［竹内・原田・平山 1969］の、1836（天保 7）年 4 月 14 日の記事では、陵舎が吉野牧で見た馬追の様子が記されている。それによると、馬追の日には桟敷がかけられ、男女の見物人が集まった。鹿児島城下の諸士 300 騎ほどが乗馬で吉野原を駆けた。ところが、乗り手は名人だけでなく、下手もおり、落馬すると見物人から歓声が鬨の声のようにあがったという。近辺からは多くの売人が出て、そば・ところてん・グミ・山蜘などが売られた。山蜘は子供達が買って、蜘同士を戦わせて遊んだという。現代でも加治木には、子供達の「くも合戦」が 6 月の年中行事で残る。現在の吉野牧跡地には、馬の安全を願った牧神が残っている（吉野町寺山）。また、鹿児島市宮之浦町の牟礼岡山頂の牟禮神社は、牧神様（マキガミサマ）と呼ばれ、今も祭礼が行われている。 （富澤達三）部分 1 部分 21 22457 68910111516a1494 Ⅵ　寺社と名所　霧島連山の一部、西にし嶽だけと甑こしき嶽だけを遠く仰ぎ見る収穫後の田んぼで、鶴が舞う姿を描く。広範な部分を霞によって省略することで、景観の主要部分を強調する絵画的効果を出している。甑嶽（1301メートル）は山頂部に平坦な湿原、山腹に針葉樹林を抱える火山である。右側の霧島西岳は現在は韓から国くに岳だけと呼ばれており、霧島連山最高峰である（1700 メートル）。なお『薩藩勝景百図考』巻 5「霧島西嶽」の項では、「日向国諸縣郡加久藤」の地より遠望すると群峯がそびえ立つなかに独り抜きん出た霧島西嶽の姿を見ることができると記す。また「カラクニとハ蓋空虚の地といふがごとくなるべきにや」とし、山頂付近が不毛の地であった可能性も指摘している。山腹の植生は、針葉樹（スギか）、広葉樹（樹種不明）、竹林に描き分けられている。常緑である針葉樹林の緑色は鮮やかに描き、これから落葉する広葉樹は薄い色で描き、晩秋の季節感を出している。　中心部に描かれるのは、刈取りの終わった田んぼ5　霧島西嶽1 	 竹林2 	 杉林3 	 田（乾田）4 	 マナヅルの群5 	 畦道6 	 草葺屋根7 	 集落8 	 広葉樹林9 	 農夫	 馬を曳く	 柴を運ぶ12	 裸足13	 木橋a 	 霧島西嶽b 	 西嶽c 	 甑嶽1011（第 89景）霧島西巌123 45bc95Ⅵ―5　　　　　﻿で、乾田であろう。マナヅルの群れが餌をついばんでいる。マナヅルは大陸から 10 月頃に飛来し 3 月頃まで日本で越冬し、江戸時代には食用にもされた種である。　右側に描かれた集落には草葺屋根の家が 10 軒ほどあり、竹林と広葉樹林に囲まれている。広葉樹はまだ落葉の時期をむかえていないようである。かつて落ち葉は煮炊きの燃料や肥料となった重要な資源であった。画面の中央の田は、この集落のものと推測されるが、田の畦をみると、比較的圃場がよく整備されている。　画面左には川に架けられた簡易な橋を、裸足の男が柴を背負った馬を曳いて渡っている。人馬ともに慣れた足取りである。一般に馬はヒトが曳き、牛は後ろから追って操った。馬を曳く男はパッチや股引は履いておらず、晩秋でもまだ暖かい薩摩地方の気候がうかがえる。 （富澤達三）126 78912 13a10 1196 Ⅵ　寺社と名所　桜の季節を描く。武家屋敷に武士階級とおぼしき人々が集まり、庭に植えられた「近衛桜」の花見を楽しんでいる。この桜は、しだれ桜である。ソメイヨシノは幕末に発見ないしは創出された品種で、明治期以降はサクラの大半を占めるが、江戸時代には吉野桜やしだれ桜が主流であった。近衛桜を植えたのは、豊臣秀吉と対立して薩摩国坊津に 3 年間配流とされながらも、島津氏に厚遇された公家の近この衛え信のぶ尹ただである。近衛桜は原良村の花岡島津家の別邸にあり、京都の近衛家屋敷に植えられていたものと同種のしだれ桜であった（『三国名勝図会』巻 2）。近衛桜は天を覆うほどの大樹で多くの枝が地に垂れ、春毎に見事な花を咲かせていたが、明治時代に枯れてしまい、跡地に再びしだれ桜を植えたという。　本図では在りし日の見事な近衛桜が描かれ、花見を楽しむ老若男女の姿が実に楽しげである。瓦葺き6　近衛桜1 	 山門2 	 尾畔御茶屋3 	 桜4 	 小松家別邸5 	 杉6 	 しだれ桜（近衛桜）7 	 折りたたみ椅子8 	 松9 	 武家屋敷10	 瓦葺屋根11	 竹林12	 茅の軒13	 木柵14	 ござ15	 裸足16	 牛17	 畦道	 牛を追う	 鍬に寄りかかる	 鍬を振るう21	 板の軒22	 青畳23	 徳利24	 盆25	 縁側26	 子供27	 木戸a 	 近衞櫻b 	 山王社c 	 尾畔d 	 千眼寺181920（第 63景）近衛桜1 23456bcd1297Ⅵ―6　　　　﻿の屋敷のなかには花見に合わせて新調したかのような、真新しい青々とした畳の敷かれた大広間があり、武士たちがそれぞれに桜を楽しんでいる。　画面中央の尾お畔ぐろには薩摩藩の別邸（尾畔御茶屋）があった。尾畔とは山の尾根が田と接するところをいい、『鹿児島御城下明細図』（1821 ＝文政 4 年、鹿児島県立図書館蔵）、『旧薩藩御城下絵図』（安政末、同館蔵）では、尾畔御茶屋前に池らしきものが描かれている。田や池のある水辺は、本図に描かれた春のサクラのほか、夏の蛍、秋のカエデ、冬の水鳥などの名所であった。画面左下には淡く描かれた田んぼが広がり、牛を追ったり、畦道で鍬を手に話す農民の描写から、耕作の始まりを感じさせる。画面右の千眼寺は 1863（文久 3）年の薩英戦争の際に薩摩藩本陣が置かれた黄檗宗寺院であったが、1869（明治 2）年に廃仏毀釈で廃寺となった。（富澤達三）部分 3部分 1部分 27891011121314158212223 242526 27161718171920a398 Ⅵ　寺社と名所　香こう積じゃく寺じに植えられた月げっ知ち梅ばいの花見を描いている。月知梅は、臥が龍りょう梅ばいという種類で、もともと香積寺に植えられていた。島津家第 19 代当主（薩摩第 2代藩主）島津光久（1616-94 年）が香積寺に参観した時に「月知梅」と命名した。それ以降、多くの藩主や知名士が香積寺を訪れている。寺は明治初年の廃仏毀釈により廃寺となった。現在は、月知梅が植樹されて 70 株ほどになり、梅園（宮崎県宮崎市高岡町）となっている。　画面には、花見に集まった多様な人々が描かれている。部分 1 の女性 3 人は、武家の女性が、上等な着物を着ている。若い長髪の女性が後ろの母らしい人を振り返っている。梅の前では女性が梅の花を見上げ、それを旅姿の男性が見ている。画面中央（部7　月知梅1 	 月知梅2 	 草葺屋根3 	 格子窓4 	 柵	 桜を見上げる6 	 杖7 	 旅装	 衣を被る	 桜を指差す10	 老人	 地面に座る	 紙を広げる13	 武士14	 扇15	 丁ちょん髷まげ16	 大小（刀）	 振り返る18	 風呂敷包み19	 笠20	 脚きゃ絆はん21	 草わ ら じ鞋	 相手を呼ぶ23	 茶道師匠？24	 茶道具？25	 頭巾26	 付き人27	 丁稚？28	 布袋a 	 月知梅b 	 香積寺58911121722（第 99景）月知梅146751299Ⅵ―7　　　　﻿分 2）では 2 人の男性が梅の木の前の地面に紙を広げて眺め、左から杖をついた老人がそれを見ている。老人の後ろには、付き添いの若い男がいる。文書を見ている人の右には 2 人の武士がいて、言葉を交わしながら立っている。帯刀し、身分は高そうである。その後ろ（部分 3）では旅姿の男性 2 名が言葉を交わしている。その後ろに、この 2 人に声をかける男が描かれている。一番右（部分 4）に、帽子を被った茶道の師匠らしき人が、茶道に使う箱を両手で抱え、従者も荷物を持っている。その後ろでは、丁稚のような青年が荷物を肩にかけている。 （小熊誠）部分 1 部分 2部分 3 部分 4236710131415151618192021232425 26 2728ab8911 1217223 4

Ⅵ　寺社と名所

https://kanagawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=9171&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

Ⅵ　寺社と名所

Abstract

Similar works

Full text

Available Versions

KANAGAWA University Repository

Ⅵ 寺社と名所

Abstract

Similar works

Full text

Available Versions

KANAGAWA University Repository

Ⅵ　寺社と名所