Research on Organizational Development based on Reflection : Implications from Practicing “Reflection round table”

Abstract

本稿の目的は、内省を中核とした組織開発についての解明である。組織開発とはKurt Lewinを源流とする人と組織の変容のための介入、実践である。本稿では実務的有用性に焦点を当て、コンサルタントとして組織内部に深く入り込み、介入し、組織開発を進める過程から得た知見をもとに論を展開する。具体的には、ミドルマネジャーを中核とした組織開発プログラム、「リフレクションラウンドテーブル」の実践を通じ、その構造とともに、内省とは何か、なぜ必要か、併せて内省を通じて個人と組織にどのような変化があったかについて検討した。結果として組織開発にとって、集団で行う内省、「協内省」の重要性が確認できた。また、効果的な組織開発として個人と関係性の変容が相互刺激的、相乗的に作用しながら、5段階で進展していくことが分かった。研究論

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