講演番号：1 A1 15 日本化学会第76春季年会, 平成11年3月28日～3月31日, 横

Akai Shoji

Hori Hiroyuki

Kojima Hajime

Sato Ken-ichi

佐藤 憲一

堀 浩之

小島 肇

赤井 昭二

Article講演番号：1 A1 15 日本化学会第76春季年会, 平成11年3月28日～3月31日, 横浜conference pape

佐藤, 憲一

Sato, Ken-ichi

小島, 肇

Kojima, Hajime

堀, 浩之

Hori, Hiroyuki

赤井, 昭二

Akai, Shoji

KANAGAWA University Repository

1A115 隣接した-級､三級水酸基の反応性の差を利用した両エピマーエポキシドの合成(神奈川大工) 佐藤憲一〇小鳥 輩･堀 浩之 赤井昭二SynthesisOfbothepLmenCepOXldeshm血esamest血stratehavmgyICinalpnmaryandtertlaryhydroxylgroups(Faculb,ofEnglneermg,KanagawaUnlVerSLb･)SatD.Ken-1Chl;Ko)ula,HaJime.Hon,HlrOydi:AkaL,ShoJll反応性の異なる二つの水酸基を隣接位に有する化合物は､その差を利用し互いにエピマーのエポキシドへ誘導できる｡しかしながら､隣接した一級と三級水酸基を有する化合物からの稽極的な検討例はないDもし本反応が同様の結果を与えれば､立体選択的な分枝鎖構築が可能となる有効な手法になると考え､立体決定の容易な各種糖基質を用い検討し､その有用性が明らかとなったので報告する｡23,立体化学を含め議論するためにも以下の基質が適当と考え基質として用いた｡ph『 智 MtIlOーR-OMECnR暮tl(句･o蓋 亀 Me"HMOodq .Mt(ユ) (4)まず､エカトリ7)Vl立に三級水酸基を有する基質(2,4,6)に対し､それぞれsdlemelに従って反応を行うことで両エピマーのエポキシドを作 り分･けることができた｡続いてアキシャル位に三級水酸基を有する基質(1,3,5)に対して同様に反応を行ったところ､立体保持型のエポキシドは収率よく得られたもののそのエピマー体は得られなかった.原Eqとして立体障害の他にエステル転位を伴う副反応が生じたためと考えたO::_∴ -: i_II 二 二 二 -′2,4,6･一 二 十 ± :,IoJI ),Z./1 uArLL o1,35Scheme2そこでエステル転位を抑えるために 2つの水酸基を同時に保護 し､さらにその保護基の脱離能を高めることでエポキシ体が得られると考え､scheme3に示す硫酸エステル体を経由する反応を試みたところ､立体反転型エポキシドを得ることができた｡以上より隣接した一級､三級水酸基を有する化合物から両エビ'マーエポキシドの合成が可能となった｡- 676

隣接した一級、三級水酸基の反応性の差を利用した両エピマーエポキシドの合成

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Synthesis of both epimeric epoxides from the same substrate having vicinal primary and tertiary hydroxyl groups

Synthesis of both epimeric epoxides from the same substrate having vicinal primary and tertiary hydroxyl groups

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