Arakaki Kumiko

Goto Shin

後藤 伸

新垣 公弥子

新垣, 公弥子

Arakaki, Kumiko

後藤, 伸

Goto, Shin

KANAGAWA University Repository

編集後記『国際経営論集』第35号をお届けします｡本号には､論文 7編､研究ノー ト1編､それに研究資料 1編を掲載 しております｡通常の講義にくわえて､期末試験や入試業務が重なる時節のなか､寄稿くださった先生がたには感謝申し上げます｡また投稿を予定されながら完成稿にはいたらなかった先生がたには､次年度のご寄稿を期待 しております｡『論集』の体裁を一部変更したことは､前号の編集後記で述べました｡今号はその路線にそった編集となっていますが､論文体裁の統一性という観点からはいまだ道半ばと判断しております｡その原因の一半は､投稿者の属するディシプリンの違いにもあると思われます｡とくに目立つ違いは､引用 ･参考文献の指示方法や表記方法です｡理系と文系の違いはよく言われることですが､文系でもそれぞれ属する研究領域や学会によってさまざまな指示 ･表記方法があることは､本号に掲載されている各論文を比較するだけでも明らかです｡専攻論文の書き方は､それぞれの専門領域での訓練とレフリー付き学会誌-の投稿などによって培われたものと考えられます｡どの書き方が正しく､どれが間違っているとは一概にはいえません｡また､現在のところディシプリン横断的に指示･表記方法が統一される方向にあるとも聞きおよびません｡本誌でも当面は各ディシプリンの準則に従 うことにしたいと考えております｡しかし他方､論文の体裁上､ディシプリンとは直接関係 しない､編集サイ ドの裁量で統一できる箇所もあることはたしかです｡たとえば､注の (指示方法ではなく)表記箇所を文末注にするか脚注にするか､図表タイ トルの位置をどこに定めるか (表は上段に､図は下段にタイ トルを置くなど)､目次表記の必要性の有無､などは論文の内容や構成にかかわらない､編集上の問題として統一できる事項のように思われますoさらに､論文要旨やキーワー ドを論文の冒頭に掲げることについても､なんらかの合意が形成されればと考えます｡前号でも述べましたように､紙媒体の論文を電子媒体に転換して流通させる必要性は高まっており､本誌掲載論文の場合でも国立情報学研究所 (NI)によって電子媒体化されて無料一般公開されています (cINliを参照)0Web上に公開された論文を閲覧する場合､その要旨なりキーワー ドが論文の冒頭にあれば､検索者の便宜はますと思われます｡要旨を掲げる場合の文書量や表示方法について､本誌なりのガイ ドラインが望まれます｡本号における論文体裁上の不統一は､編集委員の課題処理スピー ドの遅さや怠慢にあることは認めざるをえません｡投稿規定やガイ ドラインの作成については､次号からの喫緊の課題にしたいと思います｡編集委員会 (新垣公弥子 ･後藤伸)(執筆者紹介 (掲載順))松 浦 春 樹 経営学部教授小 島 大 徳 経営学部准教授牧 野 雄 貴 本学経営学研究科博士前期課程在学千 葉 義 信 経営学部非常勤講師幸 嶋 謙 二 経営学部非常勤講師小 樽 幸 夫 経営学部教授斎 藤 純 一 経営学部教授荒 井 義 則 経営学部非常勤講師『国際経営論集』 第 35号無断禁転載2008年 3月31日 印刷2008年 3月 31日 発行発 行 神奈川大学経営学部編 集 『国際経営論集』編集委員会〒259-1293神奈川県平塚市土屋2946電 話 (0463)59-4111FAX (0463)58-9688制 作 株式会社 興版印刷〒254-0076神奈川県平塚市新町7-15電 話 (0463)32-1899FAX (0463)32-1865

『国際経営論集』 No.35　編集後記・奥付

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