Duchenne型筋ジストロフィー症患者の顎関節形態および下顎骨形態に関する研究

Abstract

成人DMD患者8名の顎顔面形態,顎関節形態を計測し,健常者と比較検討した。1)下顎頭の前方屈曲は,DMD患者においては有意に少なかった。2)DMD患者の下顎骨各部の相互の形態的な関連性は,健常者に認められるような調和のとれた形態を示さなかった。3)下顎切歯変位量として示した下顎の限界運動範囲の大きさと,下顎窩の深さ,および関節結節の大きさには,相対的な関連性があることが示唆され

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