パルスフィールドゲル電気泳動法(Pulsed-Field Gel Electrophoresis,PFGE)の標準化及び画像診断を基礎とした分散型システムの有効性に関する研究

Abstract

平成13年に北海道で発生した腸管出血性大腸菌感染症のうち、当所が入手したO26及びO157菌株について、パルスフィールドゲル電気泳動法(Pulsed-Field Gel Electrophoresis,PFGE)を用いた疫学的解析を行った。その結果、集団感染事例由来株のPFGEパターンは一致し、散発事例由来株はそれぞれが異なったパターンを示した。このことから、PFGEは菌株を効率よく弁別するのに有効な手段であることが示された

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