神戸女子短期大学学生の食事に対する意識の現状(第1報)

Abstract

 食生活をめぐる現状は,複雑化・多様化に加えて,著しい情報の氾濫によって正しい情報の取捨選択も難しくなっている。そのため,健全な食生活を実践するには,単に食べ物や栄養の知識だけでなく,文化や国際理解など多方面にわたる実践的な教育が求められている。そこで,食に関連する科目の教育内容を検討する手がかりを得るものとして,女子学生の食事の現状と意識および食生活への興味についてアンケート調査を行なった。その中から,第一段階として女子学生の食事に対する意識の現状を概観し検証した結果, 規則正しい食生活の習慣をつけるスキル,食生活の現実に即した知識,日本の食文化の教養,共食の検討などの必要性が高いことが導出できた

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