博士(医学) 甲第698号(主論文の要旨、要約、審査結果の要旨)博士(医学)東京女子医科大

鈴木 祥平

English

Tokyo Women’s Medical University

Development of a Semiautomatic Dura MaterSuturing Device for Preventing CerebrospinalFluid Leakage in Transsphenoidal Surgery著者名 鈴木 祥平発行年 2019-03-25URL http://hdl.handle.net/10470/00032399様式（6）    学 位 番 号 甲 第 698 号 氏  名 鈴木 祥平 審 査 委 員 会 主 査 教 授 村垣 善浩 論文審査の要旨（400 字以内）  経蝶形骨洞手術における術後髄液漏防止のために、経鼻縫合による硬膜閉鎖が一般的に行われているが、狭所かつ深部での作業のため技術的困難を伴う。本研究は、経蝶形骨洞手術における硬膜縫合を支援する半自動縫合器を提案し、先端部径φ3mmの半自動縫合器を設計・試作した。グループ 1：エンジニア 1名が開発縫合器を、グループ 2：熟練医師 1人が既存の持針器を、グループ 3：若手医師 1人が既存の持針器を使用し、鼻腔・蝶形骨モデル内の人工硬膜の 2 辺に対して糸通し作業を行い、縫合時間の測定および動作の観察を行った。各グループの平均縫合時間は、グループ 1：47秒、グループ 2：86秒、グループ 3：267秒であった。グループ 3は、モデル外に術具を取り出した回数及びモデル内に縫合針を落とした回数がともに多く、縫合時間が長い傾向があった。またグループ 1,3間は有意な差があり(p=0.009)、新機構である本研究で開発した半自動縫合器の有用性が示唆された。    学 位 審 査 

経蝶形骨洞手術での術後髄液漏を予防する半自動硬膜縫合器の開発

https://twinkle.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=24707&item_no=1&attribute_id=60&file_no=3

経蝶形骨洞手術での術後髄液漏を予防する半自動硬膜縫合器の開発

Abstract

Similar works

Full text

Available Versions

Tokyo Women’s Medical University