高齢者理解を深める臨地実習のねらい

Abstract

老年看護学臨地実習の実習目標は,高齢者理解と高齢者ケアの学びの視点を「8つのP」として示している。その8つの構成要素を構造化し,視覚的に学生に提示する事で実習のねらいをより明確に伝えることが可能になった。今回,その一つの目標について,学生の実習記録の中から高齢者理解が深まっていると思われる記述を抽出し,「8つのP」の構造化で明確にしたキーワードが理解の視点になっているかを確認した。さらに,学生の理解の意味付けを行い,キーワードの追加修正の必要性と,実習のねらいが達成されているか検討を行った

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