日韓比較研究 「子育て意識と子育て支援に関する実態とニーズ調査」から少子化問題とその背景を考える -福岡市と大邱・慶山市との比較調査結果の分析を通じて-

Abstract

 本論文は、2007~2009年、福岡県立大学の研究プロジェクトと大邱韓医大学校児童福祉学科の教員との共同研究として取り組んだ「子育て意識と子育て支援に関する実態とニーズ調査」の結果分析に基づき、日韓比較研究として、少子化問題とその背景、今後の子育て支援のあり方等を考察したものである。 このため、最初に本共同研究の経緯を説明、次に、少子化問題の背景、日韓両国の共通性と相違点を経済のグローバル化への対応の相違に着目して論じ、その上で、本調査の視点と方法、主な結果を考察し、今後の子育て支援のあり方を論じた

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