温湯清拭による前腕皮膚温変化の測定 清拭直後に乾布で水分を拭き取る科学的意義

Abstract

清拭後,水分を拭き取った場合の皮膚温と拭き取らなかった場合の皮膚温差の経時的変化を,50名の健常被験者についてサーモグラフィーを用いて測定した.清拭直後に水分をバスタオル等の乾布で拭き取ることによって皮膚温の上昇は早まり,60秒後から180秒の間は,拭き取ったほうの皮膚温が高いことが立証された.清拭後30秒以内に被覆することによって体温は保持されることが示唆され

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