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高等教育計画と放送大学 : ほんの20年のこと
Authors
Masayuki Kobayashi
小林 雅之
Publication date
31 March 1999
Publisher
Abstract
放送大学の構想は1960年代末に遡る.その構想は1970年代に具体化され,1983年4月に放送大学の開学の運びとなり今日に至っている.この時期は,日本の高等教育計画が策定された時期とほぼ重なりあう.本稿は,高等教育政策・計画の中で放送大学はどのように位置づけられてきたかを検討する.高等教育政策・計画と放送大学の展開をみる基本的な視角として,教育計画のモデルと定義の変遷からみると,教育計画は合理的モデルから政治的モデルに推移している.60年代の高等教育の自由放任政策の下で高等教育が急激に発展したことが,様々な歪みをもたらし,この是正のため高等教育計画が成立した.したがって,日本の高等教育計画は,発展のための計画ではなく抑制のための計画という特異な性格をもった.やがて,高等教育の多様化や市場化によって将来予測が不可能になり,高等教育計画は終焉した.これは合理的モデルの破綻であった.しかしながら,高等教育システムは徐々にではあるが高等教育計画が意図したように分化している. 高等教育政策・計画の中で放送木学の性格や目的がどのように変化していったかをみると,構想の当初から放送大学は生涯学習機関として考えられていたが,その位置づけは高等教育計画の中では,当初はそれほど大きなものでなかった.しかし,次第にその役割は大きくなり,教養教育と生涯学習の複合的な目的を放送大学は持つことになった.最後に,こうした検討をふまえ,放送大学の今後について展望すると,何よりこの目的の複合性と多様性を認識することが重要であるといえる
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