第1章 大学授業における学習者と教授者の主体的参加支援(第I部 平成14年度、15年度の研究課題,フレキシブル・ラーニングのための学習支援と評価(II),メディアFDとフレキシブル・ラーニング支援の研究開発)

Abstract

本研究の目的は、学習者と教授者の主体的参加による大学授業の改善を支援する方法を明らかにすることにあった。対象は、3大学院7クラスの授業の受講生68名と担当教師1名であった。授業では、学生も教師も学習、教授、評価を体験した。主体的参加を支援する方法として、ビデオ記録による自己モデリングと、自己効力と自己評価に関する調査への回答による意識化の2つを用いた。学生や教師を対象とした授業に関する調査結果から、これらの方法が授業改善の支援に有効であることが明らかにされた

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