原発性マクログロブリン血症に対するrituximabの治療効果:当科4例での検討

Abstract

原発性マクログロブリン血症に対するrituximab の効果を未治療患者4例で検討した.いずれの症例も血清中のモノクローナルIgM の存在と骨髄でのリンパ形質細胞の浸潤を確認し,診断した.Rituximab は標準容量(375mg/m2)4回の単独投与を2例,cladribineとの併用投与を2例に施行した.治療効果は50%以上M 蛋白の減少を認めたpartialresponse は単独投与の1例,25%以上50%未満の減少を認めたminor response は単独投与の1例と併用投与の1例,25%以上増加を認めたprogressive disease が併用投与の1例であった.症例ごとに投与方法や期間は異なるものの,rituximab はマクログロブリン血症に対して有効であった.しかし単独投与による治療効果は限定的で効果の持続期間は約8ヶ月であった.今後,化学療法との併用や維持療法の検討が望まれる

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