High Levels of Oxidative Stress Exist in the Brain than Serum or Kidneys in Stroke-Prone Spontaneously Hypertensive Rats at Ten Weeks of Age

Abstract

10週齢の正常血圧WKYラットと脳卒中易発性高血圧自然発症ラット(SHRSP)の脳、血清および腎における酸化ストレスを測定した。WKYと比べてSHRSPの血清では酸化ストレスの指標である後期蛋白酸化産物(AOPP)、酸化アルブミンおよび酸化蛋白質の濃度が低かった。免疫ブロット法で定量される酸化蛋白質はSHRSPの脳で増加していたが、腎では増加していなかった。リアルタイムPCRで定量されるSODのmRNAおよび免疫ブロット法で定量されるカタラーゼ蛋白質はSHRSPの脳で増加していた。10週齢SHRSPでは血清や腎よりも脳で酸化ストレスが高いが、その原因はSODおよびカタラーゼの低下ではない。10週齢の正常血圧WKYラットと脳卒中易発性高血圧自然発症ラット(SHRSP)の脳、血清および腎における酸化ストレスを測定した。WKYと比べてSHRSPの血清では酸化ストレスの指標である後期蛋白酸化産物(AOPP)、酸化アルブミンおよび酸化蛋白質の濃度が低かった。免疫ブロット法で定量される酸化蛋白質はSHRSPの脳で増加していたが、腎では増加していなかった。リアルタイムPCRで定量されるSODのmRNAおよび免疫ブロット法で定量されるカタラーゼ蛋白質はSHRSPの脳で増加していた。10週齢SHRSPでは血清や腎よりも脳で酸化ストレスが高いが、その原因はSODおよびカタラーゼの低下ではない

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