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メバカリ ・ テバカリ ニ ヨル ショクヒン ジュウリョウ スイソク ニ カンスル ケンキュウ
Authors
Akari Hirose
Mai Kinoshita
+10 more
Mineko Fukunaga
Satsuki Kubo
Takuji Ishikawa
Yoko Inui
久保 さつき
乾 陽子
広瀬 朱理
木下 麻衣
石川 拓次
福永 峰子
Publication date
10 March 2015
Publisher
Abstract
食品重量を的確に推測することは、栄養士にとって献立作成や栄養教育などの業務に必要な能力である。本研究では学年別に食品重量推測の比較を行った。対象者は本学食物栄養学専攻12B 生37 名、13B 生33 名、14B 生21 名、計91 名。調査方法は日常の食事で一般的によく食材として使用される10 種類の食品(きゅうり、じゃがいも、たまご、たまねぎ、トマト、にんじん、バナナ、ほうれん草、りんご、ロールパン)の重量を目ばかり・手ばかりにより推測させた。目ばかり・手ばかりの推測重量と実際重量から誤差率を算出し分析した。結果から12B 生、13B 生の学年比較では、1年半の専門授業を学習している2年生のほうが誤差率が低かった。13B 生、14B 生の学年比較では、1年半の専門授業を学習している2年生より半年間しか専門授業を学習していない1年生のほうが誤差率が低かった。昨年度の学年比較では2年生のほうが1年生よりよい結果がみられたが、今年度では逆転している結果となった。このことから、学年ごとの結果を比較することは、あまり意味がなくむしろ、その学年ごとに経時的にみて成績が上がっていることが大切であると感じた。また、14B 生の誤差率が低いことについては、14B 生からの試みとして各自スケール(デジタル台ばかり)を持たせ、常に食品の重さを量るよう指導しているため、その効果が現れたと考える。今後は食品の目ばかり・手ばかりの機会を増やし、日常から食品の慨量を意識させ、重量感覚を得られるような教育方法を考えていきたい
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Last time updated on 17/10/2019