錯誤無効の主張と善意の第三者保護

Abstract

序節第1節 判例の変遷 第1款  詐欺による錯誤無効を善意の第三者にも主張できるとした4つの判例 第2款  詐欺による錯誤の場合につき民法96条3項を適用して善意の第三者を保護するとした判例 第3款 判例の検討第2節 学説の紹介 第1款 民法96条3項類推適用説 第2款 規範統合説 第3款 民法96条3項類推適用否定説 第4款 学説の検討 第3節 表見法理への還元 第1款  錯誤による無効を善意の第三者に主張できないものと解釈する必要性 第2款  錯誤における第三者は善意に加えて無過失まで要求されるべきか 第3款 帰責性の乏しい錯誤第4節 残された課

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