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高齢者に対する家庭内虐待の発生メカニズムに関する研究
Authors
Masue Shibata
柴田 益江
Publication date
20 December 2013
Publisher
Abstract
本研究は、虐待発生のメカニズムは重層的であり、極めて複雑な要因の絡み合いであるというこの問題の捉え方の大枠を提起し、二つの調査結果、(一つは筆者が 2012年に実施した、家庭内における高齢者虐待の実態に関する調査研究)から得られたデータに基づいて、虐待発生のメカ二ズムについて具体的な考察を述べた。虐待の発生メカ二ズムは、(1)虐待者の側だけの要因で発生率の高い身体的虐待は、介護者が息子か夫である。要介護者と常時接触しており、介護に対する知識や情報が不足している。介護協力者も相談相手もいなく、要介護者との過去の軋轢が介護疲れを増幅している。(2)高齢者側の要因で発生率の高い場合、身体的虐待は、要介護度の高い後期女性高齢者で、介護者と過去に軋轢があり、子どもの家族と同居している生活困窮者である。(3)虐待者、高齢者双方の要因により、虐待発生率の高い身体的虐待については、介護者である息子や夫が、要介護度の高い後期女性高齢者に対して、介護に対する知識や情報が不足し、介護協力者も相談相手もいない場合については、過去に軋轢があり、それが介護疲れを増幅させている。高齢者に対する虐待が、在宅介護であり、家族介護である場合が圧倒的に多い。虐待発生の場である家族について、家族研究の成果を援用することが必要であり、今後はこれらのことを十二分に踏まえて、より研究の精度を高め、社会的に有用な研究成果を公表していきたい
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Last time updated on 17/10/2019