高齢者施設における介護福祉士の専門性 : 医療行為に対する認識と専門性の分析

Abstract

研究ノート施設に勤務する介護福祉士・看護師に、介護福祉の専門性と医療行為に対する認識についてインタビューを行った。介護福祉の専門性は、利用者の生活を重視し生活援助を中心にした内容で捉えていたが、実際の業務内容からみると、施設勤務の開始と同時に医療行為が入り込み、介護業務の一部として無意識に認識している可能性が示された。医療行為の捉え方は、看護職の施設配置人数も含め、介護職を取り巻く環境や経験年数などによって影響され、医療への接近を求める者と戸惑いを示す者とに分かれた

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