ツインブロック装置装着後の脳活動

Abstract

ツインブロック装置(TBA)の装着による不快感および下顎の前方移動量の増加が前頭葉前部皮質の活動を上昇させるという仮説を立て、これらを検証した。対象は、II級1類不正咬合の顔貌を有する男性10名(II級群)と正常咬合を有する男性10名(I級群)とした。TBAを装着しない場合と装着して下顎を前方へ0、2、4、6、8mm移動させた場合において、ガム咀嚼を20秒間課し、この間の前頭葉前部皮質における酸化ヘモグロビンレベルを光トポグラフィ装置によって計測した。さらに、視覚的評価スケール(VAS)によって快・不快感を定量化した。その結果、TBAの装着によって酸化ヘモグロビンレベルが両群ともに上昇すること、群間の有意差はないこと、下顎を前方移動させても変化はないことが明らかになった。また、TBAを装着して前方移動させると、VASによって示される不快感は増した

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