内発的動機づけを高める患者参画型糖尿病教育の教育的関わり

Abstract

平成27年度から精神科デイケアにおいて、患者参画型糖尿病教育を実践しており、2年間の実践の様子を報告する。糖尿病を併せ持ち精神疾患のため精神科デイケアに通所している利用者10名あまりを参加者として、月に2回のペースで糖尿病教室を運営している。糖尿病教室の運営には「患者参画型糖尿病教育」と命名した教育的関わりを用いている。具体的には、参加者のエンパワメントを支援し、糖尿病の自己管理ができるようになることをねらいとして、参画理論の考え方と集団心理教育の進め方を用いている。今回は参加者の「内発的動機づけ」に焦点を当て、継続学習につながるよう工夫した点について紹介する

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