がん検診啓発活動を通しての看護学生の学び

Abstract

がん医療の向上に向けて、地域でがんの検診啓発活動に取り組む看護学生の自主グループが誕生し、正課外活動として取り組んでいる。地域の健康課題「がん」に関する、啓発活動に取り組む看護学生の学びをインタビューから質的に分析し、明らかにした。学生は〈関係づくりとしてのネットワーク構築の重要性〉〈専門職者を目指した自己研鑽〉〈コミュニケーション能力の向上〉〈問題発見・解決と企画力の向上〉〈倫理観・責任感を伴った行動の必要性〉〈社会性形成と自己理解〉の6カテゴリー、30サブカテゴリーについて学んでいた。授業時間以外の自主的な学習を促進する正課外活動の重要性が示唆された

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