自主グループの活動と連携した地域を基盤とする看護教育の成果と課題

Abstract

生活モデルによる看護教育の充実を図るため、自主グループの活用と連携した地域基盤型教育を看護教育に取り入れた。アンケート調査と課題レポートから学生の学習成果として、「地域の自主グループに対する興味・関心の高まり」、「当事者の理解の深まり」、「コミュニケーション能力の向上」、「学生の自己変革・エンパワメントの向上」を認めた。また、自主グループのエンパワメントも促していた。「生活者」の理解、コミュニケーション能力向上などに地域基盤型教育は効果があると考えられた。課題として、学生の自主グループ活動参加のための時間の確保と調整、学生間の学習内容の共有化を図ることなどが明らかになった

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