男性看護師のキャリア発達に関する意識と行動

Abstract

急性期病院に勤務する男性看護師7名に対するインタビューから、男性看護師のキャリア発達に関する意識と行動について検討した。その結果、【キャリア発達に対する消極性】【経験の蓄積と技術研鑽への意欲】【職場における役割の獲得】【専門性の追求】及び【看護職への価値形成】のカテゴリー、男性看護師の特性として【看護の幅を広げる】、【未発達な男性看護師の立場】及び【家族に対する責任】のカテゴリーが抽出された。家庭を経済的に支える責任を担っているという意識は、男性看護師を継続する意志につながっていた。また、資格取得に伴う経済的負担や看護師としての経験不足は、キャリア発達に対する消極性につながっていた

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