看護学生の看護婦イメージ : 動機と性格特性との関連における分析

Abstract

人間の行動はイメージによって規定されると言われており、看護学生が看護系学校を選択する際にも看護婦イメージが大きく作用していたと考えられる。看護学生の意識を知ることは、学生の今後の行動を予測する上でも重要であり、主体的な学習意欲につながる教育の方向性を考える基礎資料にもなりうると考えた。島根県下の看護専門学校2校と看護短大の学生の入学動機および看護婦イメージについて比較検討した。短大生の場合は保健婦や養護教諭などの資格を目指す学生が多く、看護婦イメージは将来自分の選択する職業としての看護婦像と必ずしも一致しなかった。SD法により看護婦イメージを測定すると専門学校生と短大生1学年では27項目のうち3つの項目で有意差があった

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