看護学生の臨床看護場面における患者-看護者関係 : 「卒業研究論集」からの考察

Abstract

本研究は、3年制看護短期大学の3年次生が「卒業研究」科目で用いた看護過程(プロセス・レコードとしたもの)を研究対象とし、質的研究法で分析したものである。研究目的は、臨床看護実習においてどのような看護体験が学生にとって印象深いものであるかを明らかにするためである。その結果、学生の看護過程における患者-看護者関係から、「まわる」という4つのカテゴリーとその構成要素を抽出した

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