高齢者アセスメント表の看護基礎教育への適用 : 演習後のアンケート結果{1996~1997}(その1)

Abstract

4年制の看護大学生を村象に、高齢者アセスメント表を適用し演習終了後に調査を実施した。1996年(調査I)と1997年(調査II)の2年間の調査を検討した結果、次のことが明らかになった。1)高齢者アセスメント表の難易度は、調査Iの結果が有意に「容易」と回答した者が多かった。(p<0.01) 2)高齢者アセスメント表の記入による効果は、いずれも共通して順位1位として、(2)潜在的な問題の把撞ができるをあげていた。2位以下は異なっていた。調査IIの(1)ニーズが把握しやすいが、調査1の同じ項目に比べて有意に高かった。(p<0.05) 3)問題領域選定表の難易度は、調査IIの結果が有意に「容易」と回答した者が多かった。(p<0.05) 4)問題領域別検討指針の有効性は、調査IIが有意に理解できたと回答した者が多かった。(p<0.05) 5)詳細検討用紙の難易度・問題領域別検討指針の理解度・ケアプランの難易度は、調査Iと調査IIの結果には有意な差はみられなかった

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